主催公演 3月のチケット発売情報

　　　フェニックス・エヴォリューション・シリーズ69　　　　　　　

2014年7月5日（土） 15：00開演　自由席

フルートとハープの 武満の海へ

20世紀を代表する作曲家武満徹。海を深く愛した彼の代表作「海へⅢ」はじめ、フルートとハープのための作品を特集。強い影響を与えたシャンソンやドビュッシーの音楽も紹介し、静謐で幻想的な創作の流れをたどる。

前売価格￥2,500→　友の会価格￥2,250
当日価格￥3,000→　友の会価格￥2,700
※友の会会員お一人様2枚まで1割引

出演　荒木まどか(ハープ）、増本竜士（フルート）

曲目　ジャン・ルノワール：聞かせてよ愛の言葉を（シャンソン）
武満徹：海へⅢ アルト・フルートとハープのための、ヴォイス【声】 独奏フルート奏者のための、
エア フルートのための、スタンザⅡ～ハープとテープのための～
ドビュッシー：美しき夕暮れ、鐘

　　　　黛敏郎：ROKUDAN
サティ／武満徹：星たちの息子～第一幕への前奏曲〈天職〉フルートとハープのための～

　20世紀を代表する作曲家・武満徹（1930‐96）。日本の伝統や欧米の前衛、ポピュラーやフォークロアなど世界の音楽に触発され、創作を展開しました。彼は晩年、「鯨のような優雅で頑健な肉体(からだ）を持ち、西も東もない海を泳ぎたい」と語りました。海は「過ぎ去るものと永遠に在り続けるもの」を湛え、すべての流れを受けとめる特別な存在だったのです。英語のSEAを音名に読み替え、S（ミ♭）・E（ミ）・A（ラ）の３音を基調としたデュオの代表作が「海へⅢ」。この３音をモチーフに取り入れた遺作「エア」と、声を交えた壮年期の「ヴォイス」といったフルート独奏曲を演奏。同じく人声や囀（さえず）りを収めたテープとハープが奏でる「スタンザⅡ」も。他に、太平洋戦争中、中学生だった武満を作曲に向かわせたフランスのシャンソンや、同国の作曲家で深い影響を与えたドビュッシーの無常観溢れる佳品なども併せて紹介。豊かな「音楽の海」を、旅します。

       アンサンブル・ア・ラ・カルト55　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2014年8月3日（日） 14：00開演　指定席

大阪市音楽団ファミリーコンサート

90年の歴史を誇る日本のトップ吹奏楽団。「しおん」が贈る迫力のステージ！

一般価格￥2,000→　友の会価格￥1,800
学生価格￥1,000 （限定数）

※小学生以上からご入場いただけます

指揮　田中弘（副団長）
演奏　大阪市音楽団

曲目　F・メンデルスゾーン：吹奏楽のための序曲
G・ビゼー：歌劇「カルメン」より 前奏曲、アラゴネーゼ、ハバネラ、闘牛士の歌
藤田玄播：幻想曲「幼き日の思い出」～『ずいずいずっころばし』の旋律によるパラフレーズ～
真島俊夫：コーラル・ブルー〈沖縄民謡「谷茶前」の主題による交響的印象〉
宮川彬良：Fun,Fun,Fantastico!
J・ドッド：ミッキーマウス・マーチ ［楽器紹介］
L・アンダーソン：トランペット吹きの休日
服部隆之：「THE世界遺産」テーマ曲『Les enfants de la Terre～地球のこどもたち～』
真島俊夫編：ディズニー・メドレーⅢ
R・エルナンデス：エル・クンバンチェロ

　「市音（しおん）」の名で親しまれる大阪市音楽団。1923年（大正12年）に誕生した日本最古の交響吹奏楽団で、世界の作曲家たちからも絶賛される、我が国の吹奏楽界をリードする存在です。多彩な木管楽器・金管楽器・打楽器で構成される吹奏楽は、オーケストラとはまた違った魅力がいっぱい。今回は本格的な吹奏楽曲からディズニー、ラテン音楽など、親子で楽しんでいただけるプログラムです。バラエティ豊か、迫力満点のステージをお楽しみください！

       kansai　Soloists　&　Ensemble  17　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2014年8月30日（土） 19：00開演　指定席

Osaka Guitar Summer 2014 ＜福田進一と仲間たち vol.5＞
福田進一＆マルシン・ディラ ジョイントリサイタル

世界が注目、ポーランドの革命児ディラ。オスカー・ギリア門下の兄弟子福田と白熱共演

一般価格￥4,000→　友の会価格￥3,600
学生 ￥1,000（限定数）

出演　福田進一
マルシン・ディラ（以上ギター）

曲目　マルシン・ディラ（ソロ）
A・ディアベリ：ソナタ 第3番 へ長調
M・M・ポンセ：スペインのフォリアによる20の変奏曲とフーガ
P・ヴァスクス：孤独のソナタ（日本初演）

      　福田進一ソロ
《19世紀ギター/ガダニーニ II (1829) 使用》
M・ジュリアーニ：ソナタ ハ長調 作品15
《モダン・ギター/イグナシオ・フレタ・エ・イーホス (1971) 使用》
E・サティ（F・クレンジャンス編）：ジムノペディ第1番、グノシェンヌ第1番
M・ラヴェル（M・カステルヌォーヴォ＝テデスコ編）：亡き王女のためのパヴァーヌ
A・C・ジョビン（P・ベリナティ編）：ルイザ～ガロート

      　マルシン・ディラ＆福田進一（デュオ）
L・ブローウェル：4つのミクロピエサス”ダリウス・ミヨー讃歌” 

          ※都合により曲目などが変更になることがございます。予めご了承ください。

　大阪出身、日本を代表する国際的ギタリスト・福田進一プロデュースによる真夏のギター祭典。5回目は、重鎮の彼が「革命児」と賞賛してやまない大器をゲストに迎える。マルシン・ディラ。ポーランド出身、今年38歳。19もの国際ギターコンクールで栄冠を獲得し、既に世界のヒノキ舞台でキャリアを重ねる名手。名教師として知られるイタリアのオスカー・ギリアの薫陶を受けた2人。水際立った技巧と音楽性で魅せる、ベストステージ。

※都合により出演者・曲目などが変更になることがございます。あらかじめご了承くださいますようお願い致します。

チケットのお問合せ・お申し込みは

ザ･フェニックスホールチケットセンター
TEL 06-6363-7999
（土・日・祝日を除く平日の１０時～１７時）