フルート・ライブ・セッション with The Best Friendsクドウ・シゲノリ・ウインド・アンサンブル　

出演者について

工藤重典（くどう･しげのり／フルート）
札幌生まれ。10歳より佐々木伸浩氏にフルートの指導を受け、桐朋学園で峰岸壮一氏に師事。パリ音楽院では、Ｊ＝Ｐ・ランパルに師事し、1979年1等賞で卒業。第2回パリ国際フルートコンクール、第1回Ｊ＝Ｐ・ランパル国際フルートコンクール優勝。レコーディング活動を活発に行っており、内外のレーベルから60種類以上のCDをリリースしている。1990年以降、水戸室内管弦楽団やサイトウ・キネン・オーケストラで活躍。2013年3月、オーケストラ・アンサンブル金沢特任首席奏者に就任。現在、東京音楽大学教授、上野学園大学、大阪音楽大学各客員教授、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授を務めている。

古部賢一（ふるべ･けんいち／オーボエ）
東京芸術大学在学中の1991年、小澤征爾氏率いる新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者に就任。リサイタルや室内楽にも積極的に取り組み、クリスティーネ・ショルンスハイムとのデュオを国内およびライプツィヒ・バッハ博物館で行うなど、バロック演奏でも高い評価を得ている。東京音楽大学、相愛音楽大学非常勤講師。ほか、ソニー国際オーボエコンクール・軽井沢、日本音楽コンクールの審査員を務めるなど後進の指導にもあたっており、2012年夏にはミュンヘン音楽大学に招かれてマスタークラスを行った。第10回出光音楽賞をオーボエ奏者として国内で初めて受賞。

赤坂達三(あかさか･たつぞう／クラリネット)
国立音楽大学で学んだ後、パリ国立高等音楽院のクラリネット科及び室内楽科を１位で卒業。このほか、パリでポール・デュカ音楽院、ヴェルサイユ国立音楽院を共に１等賞で卒業。トゥーロン国際音楽コンクール３位、日本木管コンクール１位。日本クラリネットコンクールで１位無し第２位、パリ国際コンクール１位。20数年にわたりリサイタル、国内外の主要オーケストラやゲヴァントハウスをはじめとする著名な弦楽カルテットと共演を重ねている。実力とスター性を併せ持つ真のアーティストとして、クラリネット・ソリストの第一人者と言われている。エリザベト音楽大学教授。

吉田 将（よしだ･まさる／ファゴット）
1964年東京生まれ。武蔵野音楽大学卒業後、89年西ドイツ国立ハノーファー音楽大学ソロクラス卒業。岡崎耕治、クラウス・トゥーネマンに師事。87年B・S・O・ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーに首席奏者として入団。89年ベルギー王立フレミッシュオペラ首席奏者を経て、同年より読売日本交響楽団へ首席奏者として就任。読響のソリストとして数回出演。武蔵野音楽大学、日本大学芸術学部、洗足学園音楽大学、国立音楽大学講師。小澤征爾音楽塾講師。木曽福島音楽祭、宮崎国際室内楽音楽祭などレギュラーメンバー。サイトウ・キネン・オーケストラ首席奏者。

日橋辰朗（にっぱし･たつお／ホルン）
東京都出身。12歳からホルンを始める。2010年東京音楽大学卒業。第8回東京音楽大学コンクール管打楽器部門第１位。第26回日本管打楽器コンクール第１位。併せて特別大賞、審査員特別賞、東京都知事賞、文部科学大臣奨励賞を受賞。水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・フェスティバルin松本「青少年のためのオペラ」、JT主催「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」「JTが育てるアンサンブルシリーズ」に出演。これまでにホルンを後藤照久、井手詩朗、水野信行の各氏に師事。2011年第80回日本音楽コンクールホルン部門優勝。

長崎麻里香（ながさき･まりか／ピアノ）　
12歳より東邦音楽大学総合芸術研究所に研究生として在籍。パリ･エコール･ノルマル音楽院、ピアノ科コンサーティストディプロマ取得。室内楽科高等演奏家ディプロマ取得。パリ国立高等音楽院ピアノ科を満場一致の最優秀の成績で卒業。F・プーランク国際ピアノコンクールでプーランク作品優秀賞、フランスのサン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクールで最年少優秀賞を受賞。パリのサル・コルトーでのソロリサイタル、A・コルトー記念演奏会、その他スペイン、アメリカなど欧米各地での演奏会に出演。ソロのほか室内楽奏者、伴奏者としても幅広く活動している。