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主催公演
注目アーティスト
今井信子presents
“彗星”イサン・エンダース -バッハ「無伴奏チェロ組曲」
2016 7/16(土)
15:00開演※約3時間公演。休憩2回予定
欧州楽壇を照らし出す“彗星”チェリスト初登場。才能きらめく、全6曲一挙公演。
欧州の名門楽団「シュターツカペレ・ドレスデン」首席奏者に弱冠20歳で就任。ソリストに転身後はウィーン楽友協会やライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ラインガウ音楽祭などでオーケストラと共演、リサイタルで聴衆のハートを揺さぶり、「室内楽の聖地」とも言われる米マルボロ音楽祭でもきらめく才能で重鎮たちの注目を集めた。今回は「チェロの聖典」とされるバッハ作品全6曲を一日で演奏。生気と歌謡性に満ちた斬新なアプローチを披露する。
出演 | イサン・エンダース(チェロ) |
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曲目 | ▼J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲
※約3時間公演。休憩2回(予定)。 |
座席 |
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料金
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一般 ¥2,500 →友の会価格 ¥2,250 学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取扱い) *各種クレジットカード利用可 |
発売日 | 2016年01月26日(火) |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険(株) あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設(株) |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
出演者について
イサンに初めて会ったのは、小澤征爾さんの主宰するスイスのマスタークラスでした。
その後、彼もオーケストラの活動で忙しくなり、暫く会う機会がなかったのですが、彼の弾くバッハの無伴奏チェロ組曲のCDを飛行機の放送で聴いたり、アメリカのマルボロ音楽祭で再会したり、といくつかの偶然が最近重なりました。しばらく会わないうちに、彼が音楽的にも人間的にも大きく成長していることを知って、とても嬉しく思いました。
彼には韓国人とドイツ人の血が流れているのですが、アジア的なものとヨーロッパ的なものがとても良いバランスで共存しているように思います。知性と感情、そして人間として培ってきた経験がうまく融合しているのです。
バッハの演奏では、ピリオド奏法を研究して積極的に取り入れるなど、音楽への探究心も人一倍です。数いるチェリストの中でもソロだけでなく室内楽もきちんと弾ける、これからが本当に楽しみな音楽家です。私は彼の無伴奏チェロ組曲をまだ生演奏で聴くことができずにいるので、大阪のお客様が羨ましいです。是非お楽しみください。
今井信子(ヴィオラ奏者・あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー)
イサン・エンダース(Isang Enders/チェロ)
1988年生まれ。20歳でドレスデン歌劇場管(シュターツカペレ・ドレスデン)首席チェリストに就任、ドイツ最年少の首席奏者となった。同楽団に4年間在籍した後、ソロ活動に集中するため、退団。以後世界各地でデビューを重ね、成功を収めている。2012年にはズービン・メータの指揮でドヴォルザーク音楽祭に、ブラームスの二重協奏曲でウィーン楽友協会に、14年にはエリアフ・インバル指揮でソウル・フィルにデビュー。15年にはフランス放送フィルハーモニー管との共演で「パリの秋」音楽祭に出演した。これまでにクリストフ・エッシェンバッハ、チョン・ミュンフン、パブロ・ヘラス=カサドらの指揮でドレスデン歌劇場管、ベルリン放送響、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管などと共演。今後はフィルハーモニア管との初共演、ソウル・フィルとのデュティユー「チェロ協奏曲」の韓国初演、スロヴェニア放送響とのシューマン「チェロ協奏曲」、「ハイデルベルクの春」音楽祭出演などが予定されている。使用楽器は、1840年製のジャン=バティスト・ヴィヨーム。これまでにベルリン・クラシックス、SONYミュージック・エンタテインメント・コリアからCDをリリースしている。