トリオ ソ・ラ　ピアノ三重奏の楽しみ

出演者について

Trio SolLa （トリオ ソ・ラ）
2013年4月、東京でベートーヴェンのピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲のソリストとして出会った瀬川祥子（ヴァイオリン）、水谷川優子（チェロ）、谷川かつら（ピアノ）の３人が元来、結成した団体。今回、ピアノの谷川が諸般の事情で参加できなくなり、急きょ盟友の黒田亜樹が代演を務める。瀬川・水谷川ともども、既に豊かな演奏経験を持つ中堅ぞろいだけに、実力伯仲するアンサンブルが楽しみ。「ピアノ三重奏の妙」を満喫できる舞台に、ご期待下さい。

瀬川祥子（ヴァイオリン）＝写真右
桐朋学園高校音楽科を経て、モスクワ音楽院、パリ国立音楽院、ベルリン芸術大学ほかで学ぶ。ヴィオッティ国際コンクール最高位ほかを受賞し、現在パリを拠点に日本や欧州でソロや室内楽奏者として活動している。これまでにイザイの無伴奏ソナタ全曲などのCDがリリースされている。

水谷川優子（チェロ）＝写真左
桐朋学園に学び、モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。第6回東京国際室内楽コンクール優勝をはじめ数々の国際コンクールに上位入賞し、現在は日本とドイツに拠点を置いて世界各地でソロ、室内楽奏者として幅広く演奏を行っている。

黒田亜樹（ピアノ）＝写真中央
東京藝術大学卒業後、伊ペスカーラ音楽院高等課程修了。現代音楽演奏コンクール優勝、朝日現代音楽賞受賞。「ISCM世界音楽の日々」「サントリーサマーフェスティバル」「B→C」など、主な現代音楽公演に出演。「東京現音計画」メンバーとして2014年サントリー芸術財団佐治敬三賞受賞。ミラノ在住。