青木紗央 マリンバ・リサイタル

出演者について

青木　紗央　（あおき　さお / マリンバ）
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。卒業時に同声会賞受賞。第23回日本打楽器協会主催打楽器新人演奏会マリンバ部門グランプリ受賞。米国ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院に奨学金を得て入学し、修士課程、グラデュエイト・パフォーマンスディプロマ課程を修了。2010年、ピーボディ在学中に米国インディアナ州で行われたPASIC（全米打楽器協会国際コンベンション）に選抜され、ショーケースコンサートにて演奏。2012年1月には、今打楽器界で最も注目されている作曲家の一人、アレハンドロ・ヴィニャオのマリンバデュオ作品「ブック・オブ・グルーヴス」を世界初演。また、現代欧米作曲家のマリンバソロ作品や、打楽器室内楽作品を中心にレパートリーを広げ、米国にて４回のリサイタルを開催。特に、スティーヴ・ライヒの最新鍵盤打楽器四重奏曲「マレット・カルテット」は、委嘱メンバーであるソー・パーカッショングループ指導のもと、米国にて演奏。その後、2012年11月に国際的に活躍するマリンビストの小森邦彦氏、ペドロ・カルネイロ氏と共に日本初演を行った。2013年3月に、自身で初めてのリサイタルを東京と名古屋で開催し好評を博した。現在は、マリンバソロイスト、オーケストラ打楽器奏者、室内楽打楽器奏者としてTV、CM録音等にも参加、多方面で活動中。東京藝術大学在学時に結成した５台のマリンバによるアンサンブルグループ「quint」では、東京藝術大学出版会による初めての販売作品としてCD「ホルベルク組曲～マリンバアンサンブル・クイント」が発売されている。藝大在学中にソリストとしてポール・クレストンのマリンバコンチェルティーノを藝大ブラスと競演。これまでにマリンバ及び打楽器を、石井喜久子、神谷百子、高橋美智子、有賀誠門、藤本隆文、高田みどり、小森邦彦、ロバート・ヴァン・サイス、デヴィッド・スキッドモアの各氏に師事。
青木紗央ホームページ　http://www.aokisao.com

大場　章裕（おおば あきひろ / マリンバ）
東京音楽大学卒業。同大学卒業演奏会出演。第28回日本管打楽器コンクール パーカッション部門第1位。同コンクール大賞演奏会にて尾高忠明指揮、東京ニューシティ管弦楽団とアンドレ・ジョリヴェ作曲「打楽器協奏曲」を共演し、審査員特別賞受賞。イタリア・フェルモで開催された第10回イタリア国際打楽器コンクール・マリンバ部門第1位。2007年ザルツブルグで開催されたモーツァルテウム音楽学校サマーアカデミーに奨学金を得て参加。第5回安倍圭子国際マリンバアカデミーに参加。オーディションに合格しファイナルコンサートに出演。2014年5月、パーカッションソロリサイタルをサントリーホール ブルーローズにて開催。現在、フリーパーカッショニストとして、オーケストラ、吹奏楽、ミュージカル、CMやTV出演などジャンルを問わず活動中。東京音楽大学助手。

フェニックス・エヴォリューション・シリーズは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の芸術文化支援活動の一つです。同社が運営するあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール（大阪・梅田）での公演企画を公募、審査で選ばれた方にホールと付帯設備を無料で貸与致します。