2012年01月06日 Phoenix OSAQA

Phoenix OSAQA 2012 開催のお知らせ

速報!受講生決定
Phoenix OSAQA 2012 弦楽四重奏公開マスタークラス&受講生修了コンサート
地元関西をはじめ、東京、愛知から7グループが参加します!
 

「Phoenix OSAQA(Open String Academy for Quartet Artists 弦楽四重奏を志す若者のための自由塾)」は、国内トップ級のソリストでつくる実力派弦楽四重奏団「ジャパン・ストリング・クヮルテット(JSQ)」を講師に迎え、審査で選ばれた若手の弦楽四重奏団を指導・育成、あわせて聴衆の育成も図る教育・啓発事業です。2011年12月、JSQのメンバーによる審査が行われ、受講7グループが決定しました。

◆◆◆受講生プロフィール◆◆◆

団体名 アンサンブル・ノーチェ

(1st Vn 中前晴美  2nd Vn 黒川寛子  Va 冨田朋子  Vc 中嶋寄恵)
相愛大学音楽学部で学んだ演奏家が2011年6月結成。中前、中嶋はシンフォニア・コレギウム・OSAKAのメンバー。黒川は相愛音楽教室非常勤講師。冨田はオーケストラや室内楽の活動の傍ら、奈良YMCA音楽学院の講師も務める。弦楽四重奏を久合田緑氏に師事。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品 18-1

団体名 コーシェリ弦楽四重奏団

(1st Vn 山本綾  2nd Vn 木須すみれ  Va 岡田真理子  Vc 江口陽子)
京都市立芸術大学を卒業、あるいは同大学大学院を修了したメンバーが2008年結成。NHKFM「名曲リサイタル」に出演。各々は現在、フリーランスでオーケストラ、ソロ、室内楽、CM音楽の録音等の分野で活躍中。弦楽四重奏を林俊昭氏に師事。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 作品 59-2 「ラズモフスキー第2番」

団体名 Amber Quartet [アンバー カルテット]

(1st Vn 久米浩介  2nd Vn 佐藤奏  Va 髙木真悠子  Vc 荒井結子)
2011年10月結成。久米は愛知県立芸術大学を、佐藤は桐朋学園大学を、髙木は桐朋学園大学研究科をそれぞれ卒業。荒井はドイツ国立ハンブルグ音楽大学に留学。各々、室内楽セミナーなどで研鑽を積んできた。2011年12月には東京・王子ホールで演奏した。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品 18-3

団体名 Paulownia Quartet [ポローニア カルテット]

(1st Vn 武田章寛  2nd Vn 横島礼理  Va 桐原宗生  Vc 横田誠治)
桐朋学園大学の学生が2011年12月結成。全員が国内のコンクールに優勝、または入賞するなど全国的に活躍中。古典から現代曲まで幅広く研鑽を積む。弦楽四重奏を菅沼準二氏に師事。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品 59-3 「ラズモフスキー第3番」

団体名 カルテット・ダッツ

(1st Vn 佐治弦貴  2nd Vn 宮田和実  Va 山田沙織  Vc 小林奏太)
愛知県立芸術大学2年生が、2011年7月に結成。第3回名古屋アンサンブルフェスタin宗次ホールに参加。弦楽四重奏を百武由紀、ヴァーツラフ・レメシュの両氏に師事。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品 135

団体名 Loquace Quartet [ロクアーチェ カルテット]

(1st Vn 酒井幸  2nd Vn 京極朔子  Va 西 悠紀子  Vc 中条誠一)
桐朋学園大学の3、4年の学生が、2011年4月結成。ナンバコンサートに出演。今後も演奏会の予定あり。弦楽四重奏を岩崎洸、徳永二男の両氏に師事。各々のメンバーは東京クァルテットにも教えを受けている。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品 95 「セリオーソ」

団体名 カルテット Akkord [カルテット アコルト]
(1st Vn 農頭奈緒  2nd Vn 山田聖華  Va 小澤沙織里  Vc 大西泰徳)
大阪音楽大学ゆかりの演奏家が2009年8月結成。農頭は同大学大学院在学中。山田は同大学演奏員、同大学付属音楽院講師。小澤は同大学演奏員。大西も同大学演奏員と、神戸女学院大学オーケストラ客員奏者を務める。弦楽四重奏を久合田緑氏に師事。
<受講曲>ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品 18-4

(以上、受講順)

 聴講お申込み方法など、詳細は1月16日(月)にホームページに掲載いたします。


◆公開マスタークラス
 2012年3月17日(土)・18日(日) 10:45開場 11:00開演
 会場/ザ・フェニックスホール
 講師/ジャパン・ストリング・クヮルテット

◆修了コンサート
 2012年3月19日(日) 14:30開場 15:00開演
 会場/ザ・フェニックスホール
 出演/公開マスタークラス受講生 

(聴講料・入場料 無料/事前お申込みが必要です)

Phoenix OSAQA 2012
弦楽四重奏公開マスタークラス&受講生修了コンサート

「Phoenix OSAQA(Open String Academy for Quartet Artists 弦楽四重奏を志す若者のための自由塾)」は、国内トップ級のソリストでつくる実力派弦楽四重奏団「ジャパン・ストリング・クヮルテット(JSQ)」を講師に迎え、審査で選ばれた若手の弦楽四重奏団を指導・育成、あわせて聴衆の育成も図る教育・啓発事業です。ザ・フェニックスホールはこの事業を、2007年度から始め、本年度は5度目の節目となります。西洋芸術音楽のジャンルで交響楽や管弦楽と同様、長い歴史と豊かな伝統を持つ室内楽、その中でも特に数多くの名作が作られてきた弦楽四重奏の普及・拡大、すなわちそれに携わる若い演奏家と、聴衆の育成を目的としています。

事業の主軸は、JSQメンバーによる楽曲指導を公開で行うマスタークラス。対象は、関西の音楽教育機関や職業オーケストラに在籍し、弦楽四重奏などを学ぶ、若い弦楽器奏者の方々です。関西以外の在住であっても、この地域に何らかの繋がりを持つ方であれば参加の道が開かれています。

指導にあたるJSQは、1994年の結成。世界を駆け巡るソリストと、日本を代表するアンサンブルプレーヤーとして活躍してきたベテランが結束、白熱した演奏で知られる“ハイブリッドな”カルテットで、正に名実共に日本を代表する重鎮のアンサンブルです。彼らが一貫して取り組んできたベートーヴェンの弦楽四重奏曲を題材とし、次代を担う音楽家に楽曲の真髄や合奏の妙を伝授します。

また、このマスタークラスは、市民の皆様に無料公開し、レッスンの模様を間近に見て感じていただくことで、これら弦楽四重奏作品の素晴らしさ、奥深さを知っていただきます。さらに、マスタークラス後には、指導を受けた弦楽四重奏団による「修了コンサート」を、ザ・フェニックスホールで行います(入場無料/要入場券)。

関西ではこれまで、こうした開かれた形の“弦楽四重奏塾”は殆どなく、「室内楽の殿堂」を目指すザ・フェニックスホールとして取り組みを始めました。指導を受ける若い演奏家たちにとっては演奏の披露によって、指導の成果を確かめ、今後の鍛錬の第一歩としてもらう営みであり、聴衆にとっては、若くて清新な演奏に親しみ、未来の楽壇を支える逸材に触れるチャンスです。

ザ・フェニックスホールでの開催を機に、同じジャンルに取り組む様々な音楽家が集い、触発し合い、お互いを高めていく舞台となることを私たちは祈っています。JSQの熱意あふれる指導と、若者たちの機敏な反応をどうぞご覧ください。

 Phoenix OSAQA 2012関連事業 3月16日(金)14:00開演
「ジャパン・ストリング・クヮルテット コンサート」公演詳細はこちら♪


あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、ザ・フェニックスホールをフェニックスタワー内に設けています。芸術文化の発信基地として、関西の芸術文化発展に寄与しています。

主催 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール 
助成 アサヒビール芸術文化財団
協賛 鹿島建設(株)