主催公演
特別企画
ザ・フェニックスホール開館30周年記念
「偉大なる3人のコンサートマスター」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター
フォルクハルト・シュトイデ
2025 6/28(土)
15:00開演
世界最高峰オーケストラの心臓、熱きその鼓動
1995年にオープンしたあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールは、2025年に開館30周年を迎えるにあたり、特別な演奏会を企画しました。それは、3人のコンサートマスターによるリサイタルシリーズです。普段は大きなホールで多くの奏者を束ねる彼らが、300席の小さなホールでヴァイオリンとピアノのみで奏でる旋律と響きは、まさに小宇宙の音楽。オーケストラを牽引するダイナミクスを持ち合わせているからこそ表現できる、繊細でありながらも深遠な世界を存分に堪能してください。また、今回は3人に自由にプログラムを組んでいただきました。それぞれの個性が色濃く反映された意欲的な内容となっており、選曲も含め、お酒を飲み比べるようにそれぞれの音楽世界を聴き比べながらお楽しみください。
出演 | フォルクハルト・シュトイデ(ヴァイオリン) |
---|---|
曲目 | ▼モーツァルト:ヴァイオリンソナタ ホ短調 K.304 |
座席 |
|
料金 | 『3公演セット券』と『1回券』の発売日が異なりますのでご注意ください。 ■3公演セット券 発売日 友の会先行予約…3/15(土) ———————————- ■1回券(単独券) 発売日 友の会先行予約…5/10(土) ●価格は税込みです |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホールチケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
●未就学児のご入場はご遠慮いただいております。 ●都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。 |
出演者について
フォルクハルト・シュトイデ(Volkhard Steude/ヴァイオリン)
1971年ライプツィヒ生まれ。1993年グスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラの第1コンサートマスターになる。1994年ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに弱冠23歳で就任。2000年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターを務めている。日本にはトヨタ自動車主催による『トヨタ・マスター・プレイヤーズ・ウィーン』のコンサートマスターとしても度々来日しており、多くのファンを獲得している。室内楽にも熱心に取り組んでおり、2002年にシュトイデ弦楽四重奏団が結成され、ウィーン楽友協会で定期演奏会を開催するほか、ヨーロッパ内及び日本で度々ツァーを行うなど、その活動は非常に注目を集めた。使用楽器は1718年製のアントニウス・ストラディヴァリウス(ヴィオッティ、ロゼらがかつて所有)で、オーストリア国立銀行より貸与されている。2016年4月には広島交響楽団よりミュージック・パートナーの称号を授与された。
三輪郁(MIWA Iku/ピアノ)
ウィーン国立音楽大学及び大学院修了。パルマ・ドーロ国際コンクール第一位。ドイツ・ドルトムント国際シューベルトコンクール、浜松国際ピアノコンクールなどで入賞。ウィーンで活動の他、東京においては2003年から2006年まで、ウィーン時代のモーツァルトに焦点をあてたコンサートシリーズ『4254日の奇蹟~ウィーンのモーツァルト』を企画開催し、大きな注目を集めた。また、ウィーン・フィルの首席奏者たちから大きな信頼を得ており、コンサートマスターのライナー・キュッヒル、ライナー・ホーネック、フォルクハルト・シュトイデ等と度々共演。さらにベルリン・フィルの首席奏者エマニュエル・パユ(フルート)、ラデク・バボラーク(ホルン)などと共演している。CDに「バルトーク:ピアノ作品集」「Miwa Iku-Schubert」「Mozartiana/Iku Miwa」など。それぞれ『レコード芸術』誌『特選盤』『準特選盤』に選ばれるなど好評を博している。2018年より山形大学学術研究院教授。