当日券は18:00より販売いたします。

公演終了

共催公演

フェニックス・エヴォリューション・シリーズ

井上玲リコーダーリサイタル
コンチェルト×リコーダー イタリアの熱狂、ドイツの愉悦

2024 5/14()

19:00開演

テレマン国際古楽コンクール第2位・聴衆賞の俊英!伊・独6曲ものリコーダー協奏曲を集める稀有な一夜。

リコーダーといえば、誰もが小・中学校で吹いた楽器。そんなリコーダーが華々しい主役を務める「リコーダー協奏曲」をご存知ですか?

時は遡り、1700年代初頭。バロック時代のリコーダーはプロ・アマチュアともに人々に広く愛された流行の楽器でした。俗謡からソナタまで幅広いレパートリーの中でも、最も輝かしい存在感を放つのが、華々しいテクニックを披露する協奏曲というジャンルです。

えも言われぬ甘い音色と、目の醒めるような技巧で一世を風靡した当時の名手たち。数々のリコーダー協奏曲からは、彼らの驚くべき技量が生々しいほど鮮明に、肌に伝わってきます。

今宵は、そんな選りすぐりの6つのリコーダー協奏曲を、一挙にみなさまにお届けします。300年前の人々が熱狂したリコーダー音楽を味わいに、ザ・フェニックスホールへ足をお運びください。

出演

井上玲(リコーダー)

大内山薫、高橋亜季(以上ヴァイオリン)

門倉佑希子(ヴィオラ)

永瀬拓輝(チェロ)

曽根田駿(チェンバロ)

曲目

▼ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441
▼ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 ト長調 RV443
▼サンマルティーニ:リコーダー協奏曲 へ長調
▼テレマン:リコーダー協奏曲 ハ長調 TWV 51:C1
▼テレマン:リコーダー協奏曲 ト短調(ハラッハ・コレクションより)
▼ファッシュ:リコーダー協奏曲 へ長調 FaWV L:F6

座席
  • 自由席
料金

一般前売/¥4,000(友の会会員/¥3,600)
一般当日/¥4,500(友の会会員/¥4,050)
学生前売/¥2,500
学生当日/¥3,000


●価格は税込みです。
●チケットセンター窓口でキャッシュレス決済をご利用いただけます。

発売日 2024年02月20日(火)   / 友の会優先予約:2/17(土) / E-PHX優先予約:2/19(月)
主催 井上玲リコーダーリサイタル実行委員会
協賛 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
問い合わせ先 井上玲リコーダーリサイタル実行委員会
reiinoue.recorder@gmail.com

ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)

出演者について

井上玲(いのうえ・れい/リコーダー)
大阪府生まれ。幼少より古楽に関心を抱き、8歳よりリコーダーを始める。東京大学文学部を卒業後、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程を修了し、同時に大学院アカンサス音楽賞を受賞。一方、中学・高校在学中よりコンクール受賞を重ね、2019年の第32回国際古楽コンクール〈山梨〉旋律楽器部門で第3位(第1位なし)。2021年にはドイツ・マクデブルクの第11回テレマン国際古楽コンクールにて第2位および聴衆賞を受賞。リコーダーを山岡重治、庄野龍夫の各氏に師事。またケース・ブッケ、ペーテル・ファン・ヘイヘン、パトリック・デネッカーの各氏といった国内外の演奏家からの指導を受ける。現在は大阪と東京を中心に精力的な演奏活動を展開するほか、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演するなど活躍の幅を広げている。https://reiinoue.wordpress.com/

 

大内山薫(おおうちやま・かおる/ヴァイオリン)
京都市立芸術大学を経て同大学院を首席修了。大学院賞受賞。博士課程にて学び、その後古楽の研鑽を深めるために渡欧。デンハーグ王立音楽院古楽科にて寺神戸亮氏に師事しディプロマを取得する。仏シャンゼリゼ管弦楽団より2年連続で奨学金を受け古楽音楽祭Festival de Saintesに参加。帰国後は関西を拠点とし、コンサート、録音、オペラ、古楽音楽祭に多数出演。KANSAI BAROQUEコンサートマスター。

 

 

 

 

高橋亜季(たかはし・あき/ヴァイオリン)
同志社女子大学卒業。2002年渡伊。古楽をE.ガッティ、S.クイケン、R.ジー二各氏に師事。ミラノG.ヴェルディ国立音楽院古楽科修士課程を修了。2015年マントヴァ国立公文書館を通してThe Herla Projectに関わり、ビビエナ劇場で開催された国際学会に参加。翌年同学会論文集(Edizioni di Pagina出版)に論文を掲載。アカデミア W. ヘルマンス、アカデミア デル リチェルカーレ、聖ペトロニオ大聖堂カペッラムジカーレ、ミラノ交響楽団ラ・バロッカ等と数々の音楽祭に出演。Brilliant、Glossa、Tactus、DaVinciClassics等のレーベルで多数のCD録音に参加。

 

 

 

門倉佑希子(かどくら・ゆきこ/ヴィオラ)
国立音楽大学演奏学科ヴァイオリン専攻卒業、室内楽および西洋古楽コース修了。その後、東京藝術大学大学院古楽科バロックヴァイオリン専攻を修了。これまでにヴァイオリンを中村幾代、大関博明、漆原啓子の各氏に、バロックヴァイオリンを大西律子、若松夏美の各氏に師事。第23回大阪国際音楽コンクールアーリーミュージック部門第2位(第1位なし)。現在ソロ、室内楽、オーケストラでの活動を積極的に行なっている。

 

 

 

 

永瀬拓輝(ながせ・ひろき/チェロ)
桐朋学園大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。東京藝術大学大学院古楽科バロックチェロ専攻修了。チェロを金谷昌治、花崎薫、倉田澄子の各氏に、バロックチェロを武澤秀平、E・ジラール、酒井淳、鈴木秀美の各氏に師事。ソロ、室内楽を中心に、モダンおよびバロックチェロの演奏活動を積極的に行っている。2022年第23回大阪国際音楽コンクールアーリーミュージック部門最高位受賞。永瀬音楽教室講師。

 

 

 

 

曽根田駿(そねだ・はやお/チェンバロ)
愛媛県松山市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。仏リヨン国立高等音楽院に留学し、チェンバロと古典ハープの演奏家ディプロマを取得。同校チェンバロ科の修士課程を修了。中島恵美とのデュオ「イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ」を活動の中心として、「アントネッロ」「アンサンブル・アカデミア・ムジカ」など様々な古楽アンサンブルと共演を重ねている。公式ホームページ:https://www.i-filatori-di-musica.com/