公演中止
主催公演
注目アーティスト
今井信子×レーラ・アウエルバッハ
~ヴィオラとピアノのための24の前奏曲~
2021 12/5(日)
15:00開演
公演を中止させていただくこととなりました。
チケットの払い戻しを行いますので、詳しくはこちらをご覧ください。
ヴィオラの巨匠とロシア出身気鋭の作曲家が響演。注目のオール・ロシアン・プログラム!
アウエルバッハさんとは一昨年彼女の弦楽四重奏と合唱の為の作品をベルリンで初演したときに知り合いました。リハーサルの際に、時にはロマン派や印象派の作曲家の作品の例も出しながら、作品の背景を丁寧に説明してくださったのが印象的で、私もどういう風に作品を捉え演奏すべきかが直ぐに分かりました。作曲家の中には人と違う奇想天外な事ばかりを求める人もいますが、彼女の場合はその人間性から滲み出るものが自然に音楽になっており、とても共感できます。現代的な感覚を持ちながらも、和声はブラームスなどまるでロマン派音楽のような響きも感じられ、しっかりとした様式感もあり、彼女の音楽がクラシック音楽の伝統に根ざしたものであるのがわかります。アウエルバッハさんはピアニストとしても活躍しており、和声や様式に対する優れた感覚が演奏にもとても生かされていると思います。彼女の作品を共に演奏するのを今から楽しみにしております。 (今井信子)
出演 | 今井信子(ヴィオラ) |
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曲目 | ▼プロコフィエフ:ピアノソナタ 第2番 ニ短調 op.14 |
座席 |
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料金
公演中止
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一般/¥4,000(友の会会員/¥3,600)
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発売日 | 2021年07月20日(火) |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
出演者について
今井信子(IMAI Nobuko/ヴィオラ)
桐朋学園大学卒業。イェール大学大学院、ジュリアード音楽院を経て、1967年ミュンヘン、68年ジュネーヴ両国際コンクールで最高位入賞。70年西ドイツ音楽功労賞受賞。ベルリン・フィル定期や小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラとのザルツブルク音楽祭出演など、世界の桧舞台で活躍を続けている。室内楽にも積極的に取り組んでおり、フェルメール、ミケランジェロ両弦楽四重奏団のメンバーを務めたほか、五嶋みどり、アルゲリッチ、シフ、クレーメル、マイスキーらと共演している。日本では東京カザルスホールの音楽アドヴァイザーを務めたほか、<カザルスホール・アンサンブル>、<ヴィオラスペース>などの企画・演奏、また数々のヴィオラ作品の世界初演を行うなど、ヴィオラ界をリードする存在として、めざましい活躍を続けている。あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールでは2021年3月まで音楽アドヴァイザーを務めた。フィリップス、BIS、グラモフォン等から40以上のCDをリリース。著書に「憧れ ヴィオラとともに」(春秋社)がある。これまでにエイボン女性芸術賞、文化庁芸術選奨文部大臣賞、京都音楽賞、モービル音楽賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞を受賞。紫綬褒章、旭日小綬章受章。アムステルダム音楽院、クロンベルク・アカデミー、ソフィア王妃高等音楽院各教授。上野学園大学特任教授。
レ―ラ・アウエルバッハ(Lera AUERBACH/ピアノ)
レ―ラ・アウエルバッハは詩人、作曲家、ピアニスト、ビジュアル・アーティストである。これまでにオペラ、バレエ、オーケストラ、室内楽のために100以上の作品を出版している。またピアニストとしても世界各地で積極的に活動を行っている。その作品は世界の主要な演奏家、指揮者、演出家、振付家から高い評価を得ており、最近ではサンフランシスコ・バレエ団、スタニスラフスキー劇場、ハンブルク・オペラ、アン・デア・ウィーン劇場、中国国立バレエ団、フィンランド国立バレエ団、カナダ・ナショナル・バレエ団、ネザーランド・ダンス・シアター、ドレスデン・ゼンパーオーパーおよびシュターツ・カペレ、ニューヨークのリンカーン・センター等で取り上げられている。
また詩人としても活発に活動を行っており、ベスト・アメリカン・ポエトリーのブログにたびたび寄稿しているほか、ロシア語による詩集を3冊出版、またいくつかのオペラの台本も執筆している。これまでにゴールデン・マスク賞、エコー・クラシック、ヒンデミット賞等を受賞。またハノーファー音楽演劇大学、ジュリアード音楽院から学位を授与されている。2007年の国際経済フォーラム(スイス、ダヴォス)ではヤング・グローバル・リーダーに、2014年には同フォーラムの文化リーダーに選出され、国境を越えた創造性について講演も行った。同様のテーマでミシガン大学、ハーバード大学等でも講演を行っている。