公演終了

主催公演

ティータイムコンサート

ジャパン・ストリング・クヮルテット

2015 3/20()

14:00~16:00開演

結成から20年。熟達の合奏を深める長老カルテットが贈る、
「クラシック」の妙。

日本の室内楽グループの最高峰を成す弦楽四重奏団、ジャパン・ストリング・クヮルテット(JSQ)。ソリストとして、アンサンブルプレーヤーとして、戦後の演奏史を刻んできた大御所たちによる、揺るぎない精妙のアンサンブル。

出演

久保陽子(第1ヴァイオリン)、久合田緑(第2ヴァイオリン)、菅沼準二(ヴィオラ)、岩崎洸(チェロ)

曲目

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18-1
弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調「ラズモフスキー第3番」
作品59-3
弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品135

※事情により、1曲目の曲目が変更となりました。何卒、ご了承くださいませ。

料金
完売

※チケットは完売いたしました。
満席のため、当日券のお取り扱いもいたしません。
ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

一般 ¥4,000 →友の会価格 ¥3,600

学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取り扱い)

*ドリンク・お菓子のサービスつき

※通し券の販売は終了いたしました。
      ティータイムコンサート お得な♪ 通し券【全7公演】      
一般価格19,000
友の会価格¥16,000 
                   
(※会員お一人様2席まで) 
        参考 : 一般価格 7 公演合計 ¥20,500       

通し券をお求めの際は、友の会に同時入会いただくと大変お得です!

主催 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設(株)
助成 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
備考

― 本年度も開催します ―
Phoenix OSAQA 2015
弦楽四重奏公開マスタークラス&レッスン受講生修了コンサート
2015年3月21日(土)~2015年3月23日(月)
西洋芸術音楽の歴史の中でも、交響楽にも匹敵する伝統と膨大な作品群を誇る室内楽ジャンル、弦楽四重奏。若い弦楽四重奏団の指導・育成と聴衆の育成・拡大を目指し、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールは2007年度から教育・啓発事業「Phoenix OSAQA=Open String Academy for Quartet Artists 弦楽四重奏を志す若者のための自由塾」を始めました。本2015年度も開催を致します。本年度も講師は、日本を代表するベテラン奏者でつくるジャパン・ストリング・クヮルテット(JSQ)のメンバー。若い演奏家の飛躍をお楽しみに。
開催の詳細についてはこちら

出演者について

ジャパン・ストリング・クヮルテット(Japan String Quartet)
1994年4月、ヴァイオリンの久保陽子と久合田緑、ヴィオラの菅沼準二、チェロの岩崎洸の4人は国際交流基金による日本文化紹介派遣事業の一環としてフランスと中近東を巡演、「クボ・クヮルテット」として各地で好評を博した。この成果をもとに翌95年、「ジャパン・ストリング・クヮルテット」を結成。創立時からベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲演奏を目的に掲げて研鑽を積み、95年から3年間、計6回にわたり東京・津田ホールで定期公演を行った。演奏の模様がNHKで放映されるなど、多くの室内楽ファンの注目を集めた。そして2000年、彼らはベートーヴェンの魅力の新しい発見を目指し、再び弦楽四重奏曲全曲演奏に挑み始めた。この活動を主軸に、異なる作曲家の弦楽四重奏の名作にも取り組み、幅広い聴衆獲得にも努めている。

久保陽子(くぼ・ようこ/第1ヴァイオリン)
3歳でヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科在学中に、ジャンヌ・イスナール、斎藤秀雄に師事。1962年チャイコフスキー国際コンクール第3位、パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール、ロン・ティボー国際コンクールで第2位にそれぞれ入賞後、スイスで巨匠ヨーゼフ・シゲティに師事。クルチ国際コンクール第1位。弘中孝と共に桐五重奏団を結成し、1974年民音室内楽コンクール入賞、斎藤秀雄賞受賞。現在は、無伴奏作品のリサイタルをはじめとするソロ活動、室内楽活動に力を注いでいる。

久合田緑(くごた・みどり/第2ヴァイオリン)
東京芸術大学在学中の1968年にJ.D.ロックフェラー3世財団などのスカラシップを得て渡米。ジュリアード音楽院、インディアナ大学に学ぶ。東儀祐二、鷲見三郎、服部豊子、イヴァン・ガラミアン、ジョセフ・ギンゴールド、フランコ・グッリ、アイザック・スターンに師事。1976年より日本での演奏活動を始め、日本テレマンアンサンブルのソリストとして活動した後、「久合田緑弦楽四重奏団」を1994年まで主宰。現在、大阪音楽大学教授、華頂女子高校音楽科芸術顧問・講師、京都市立芸術大学名誉教授。

 

菅沼準二(すがぬま・じゅんじ/ヴィオラ)
ヴァイオリンを岩崎洋三、ヴィオラを井上武雄に師事。東京芸術大学専攻科修了。巖本眞理弦楽四重奏団に長く在籍、ヴィオラ奏者としての力量を認められる。第7回毎日芸術賞、芸術祭賞、レコードアカデミー賞、第22回芸術選奨文部大臣賞、モービル音楽賞、その他受賞多数。1976年から90年までNHK交響楽団首席ヴィオラ奏者を務める。1989年第9回有馬賞受賞。現在、東京芸術大学名誉教授。オホーツク音楽祭in紋別のディレクター。NHK交響楽団客演首席奏者。


岩崎洸(いわさき・こう/チェロ)
11歳より斎藤秀雄に師事。桐朋学園高校を経て、アメリカのジュリアード音楽院に留学。レオナード・ローズ、ハーヴィー・シャピロ、パブロ・カザルスに学ぶ。ヤング・コンサート・アーティスト・オーディションをはじめとし、カサド、チャイコフスキーなどの国際コンクールに上位入賞。沖縄ムーン・ビーチ・ミュージックキャンプ&フェスティバルのディレクター、倉敷市文化振興財団音楽プロデューサーなどを務める。現在、桐朋学園大学特任教授、大阪音楽大学客員教授。