音楽アドバイザー　今井信子さんに旭日小綬章

あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールの音楽アドバイザーを務める世界的ヴィオラ奏者今井信子さんが、この春の叙勲で旭日小綬章を受けた。今井さんは東京出身。桐朋学園大を経て、米イェール大学、ジュリアード音楽院に学び、1967年ミュンヘン、68年ジュネーヴの両国際コンクールで最高位入賞。以後、北イリノイ大学、英マンチェスター音楽院などの教員を務めながら演奏活動を広げてきた。現在も欧米を拠点にソリスト、室内楽奏者、教育者として国祭的に活躍している。自らが企画に携わるヴィオラ振興のための音楽事業「ヴィオラスペース」（主催・テレビマンユニオン）が2005年から毎春、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールでも開催されている。2011年4月から同ホール音楽アドバイザー。

受章についての、今井さんのコメントは以下の通り。
「本当に大変名誉な事で感激して居ります。ヴィオラを弾くことの喜びを仲間と分かちあい、ここまで一緒に歩んできたので、この章はヴィオラを愛する人たち皆の所有物だと思います」