2013年01月15日 Phoenix OSAQA
Phoenix OSAQA 2013 開催のお知らせ
Phoenix OSAQA 2013 弦楽四重奏公開マスタークラス&受講生修了コンサート
各地から6グループが参加します!
「Phoenix OSAQA(Open String Academy for Quartet Artists 弦楽四重奏を志す若者のための自由塾)」は、国内トップ級のソリストでつくる実力派弦楽四重奏団「ジャパン・ストリング・クヮルテット(JSQ)」を講師に迎え、公募、審査で選ばれた若手の弦楽四重奏団を指導・育成、あわせて聴衆の育成も図る教育・啓発事業です。2012年12月、JSQのメンバーによる審査が行われ、受講6グループが決定しました。
◆◇◆◇◆ 受講生プロフィール ◆◇◆◇◆
京都市立芸術大学あるいは同大学大学院を卒業、修了したメンバーが2008年に結成。NHK-FM『ニューエイジクラシック』『名曲リサイタル』に出演。2011年初リサイタルを開催。現在、ベートーヴェン弦楽四重奏曲連続演奏会を継続中。林俊昭氏、今井信子氏に師事。
[ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95「セリオーソ」]
東京音楽大学卒の藤澤・菊池・菊地と、現在同大学大学院弦楽器研究領域在学中の奥平が2010年に結成。景山誠治、ドミトリー・フェイギンの各氏に指導を受ける。様々な施設で出張演奏を行い弦楽四重奏の周知を図ると共に、自主公演にも力を入れ研鑽を積んでいる。
[ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 作品74 「ハープ」]
2012年9月Phoenix OSAQA参加を目指して結成。米田は大阪音楽大学演奏家特別コース1回生。松田、吉海、高田は大阪音楽大学演奏員。久合田緑氏に師事。
[ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18-4]
大阪音楽大学大学院給付奨学生の農頭と、洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミーの中川が2011年に結成、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を中心に学ぶ。今回新たに、大阪音楽大学専攻科の河原と、相愛大学音楽専攻科卒の寺田が加わった。弦楽四重奏を久合田緑氏に師事。
[ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18-2]
2010年7月結成。メンバーは全員東京音楽大学4年在学中。室内楽を大野かおる、松波恵子の各氏に師事。2012年7月、国際芸術連盟主催「ドビュッシー生誕150周年記念コンサート」に出演。小学校の音楽鑑賞教室、パーティ演奏など様々なシーンで演奏活動を行っている。
[ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 作品74 「ハープ」]
京都市立芸術大学1回生の4人が2012年7月に結成。北條は「スーパーキッズ・オーケストラ」、河野は「北九州ジュニアオーケストラ」出身。この半年間、クラシックライブや祝賀演奏など精力的に活動している。四方恭子、上村昇、大谷玲子の各氏に師事。
[ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18-4]
※以上、受講順。 [ ]内は受講曲(予定)です。
※聴講お申込み方法など、詳細は1月中旬ごろホームページに掲載いたします。
◆公開マスタークラス
2013年3月16日(土)・17日(日) 13:00開始予定
会場/あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
講師/ジャパン・ストリング・クヮルテット
2013年3月16日(土)14:30~15:30
会場/あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
平野昭氏(慶應義塾大学文学部教授)
『ベートーヴェンの弦楽四重奏曲について』
◆修了コンサート
会場/あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
出演/公開マスタークラス受講生
※すべて入場無料(要・入場券、当ホールチケットセンターのみの取扱)
聴講お申込み方法など、詳細は1月中旬ごろホームページに掲載いたします。
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
TEL 06-6363-0211(土・日・祝を除く平日10:00~17:00)
FAX 06-6363-1124 e-mail
Phoenix OSAQA 2013
弦楽四重奏公開マスタークラス&受講生修了コンサート
「Phoenix OSAQA(Open String Academy for Quartet Artists 弦楽四重奏を志す若者のための自由塾)」は、国内トップ級のソリストでつくる実力派弦楽四重奏団「ジャパン・ストリング・クヮルテット(JSQ)」を講師に迎え、審査で選ばれた若手の弦楽四重奏団を指導・育成、あわせて聴衆の育成も図る教育・啓発事業です。あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールはこの事業を、2007年度から始めました。西洋芸術音楽のジャンルで交響楽や管弦楽と同様、長い歴史と豊かな伝統を持つ室内楽、その中でも特に数多くの名作が作られてきた弦楽四重奏の普及・拡大、すなわちそれに携わる若い演奏家と、聴衆の育成を目的としています。
事業の主軸は、JSQメンバーによる楽曲指導を公開で行うマスタークラス。対象は、関西の音楽教育機関や職業オーケストラに在籍し、弦楽四重奏などを学ぶ、若い弦楽器奏者の方々です。関西以外の在住であっても、この地域に何らかの繋がりを持つ方であれば参加の道が開かれています。
指導にあたるJSQは、1994年の結成。世界を駆け巡るソリストと、日本を代表するアンサンブルプレーヤーとして活躍してきたベテランが結束、白熱した演奏で知られる“ハイブリッドな”カルテットで、正に名実共に日本を代表する重鎮のアンサンブルです。彼らが一貫して取り組んできたベートーヴェンの弦楽四重奏曲を題材とし、次代を担う音楽家に楽曲の真髄や合奏の妙を伝授します。
また、このマスタークラスは、市民の皆様に無料公開し、レッスンの模様を間近に見て感じていただくことで、これら弦楽四重奏作品の素晴らしさ、奥深さを知っていただきます。さらに、マスタークラス後には、指導を受けた弦楽四重奏団による「修了コンサート」を、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールで行います(入場無料/要入場券)。
関西ではこれまで、こうした開かれた形の“弦楽四重奏塾”は殆どなく、「室内楽の殿堂」を目指すザ・フェニックスホールとして取り組みを始めました。指導を受ける若い演奏家たちにとっては演奏の披露によって、指導の成果を確かめ、今後の鍛錬の第一歩としてもらう営みであり、聴衆にとっては、若くて清新な演奏に親しみ、未来の楽壇を支える逸材に触れるチャンスです。
当ホールでの開催を機に、同じジャンルに取り組む様々な音楽家が集い、触発し合い、お互いを高めていく舞台となることを私たちは祈っています。JSQの熱意あふれる指導と、若者たちの機敏な反応をどうぞご覧ください。
Phoenix OSAQA 2013関連事業 3月15日(金)14:00開演
「ジャパン・ストリング・クヮルテット コンサート」公演詳細は
こちら♪
主催 あいおいニッセイ同和損保 /あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
助成 アサヒグループ芸術文化財団 協賛 鹿島建設(株)
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が芸術文化支援活動(メセナ)拠点として設置、運営している音楽ホールです。私たちは、優れたアーティストをお招きして主催公演を開催する一方で、これからの活躍を期待される若い世代の演奏家の方々に学びの場を提供し、音楽に親しむ聴衆の拡大を図ることも大切な事業と位置付けています。