※当日券は18:00より発売いたします。

公演終了

主催公演

Kansai Soloists & Ensembles

Osaka Guitar Summer 2015
<福田進一と仲間たち vol.6>
福田進一&フランシスコ・ベルニエール
ジョイントリサイタル

2015 8/29()

19:00開演

情熱、哀愁、エキゾティシズム。スペインが生んだギター音楽、古今の白眉。

大阪出身、日本を代表する国際的ギタリスト福田進一プロデュースのギターフェスティバル。今年は、スペインの実力派フランシスコ・ベルニエールがゲスト。故郷セヴィリアで学んだ後、パリで名教師として知られるアルベルト・ポンセに師事、20ものコンクールで優秀な成績を収めた。現在は同国を軸に世界で活動を広げる。ソル、アルベニス、グラナドスといった往年の巨匠のほか、ガルシア・アブリルら現代スペインを代表する作曲家の作品を紹介。情熱の響きをお楽しみに。

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出演

福田進一、フランシスコ・ベルニエール(以上ギター)

曲目

 <ソロ/フランシスコ・ベルニエール>
ソル:モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲 作品9   
J・S・バッハ:シャコンヌ ニ短調 BWV1004 
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ)
▼グラナドス:スペイン舞曲 第5番 作品37「アンダルーサ」   
▼ガルシア・アブリル:バデメクム(手引き書)より5つの小品      
  1. 小さなエチュード   
  2. カンシオン(歌)     
  3. ディヴェルティメント(たのしみ)  
  4. ベルスーズ(子守歌)    
  5. アレルヤティカ(ハレルヤ風に)

▼タレガ:ヴェルディ「椿姫」の主題による幻想曲                       
         
<ソロ/福田進一>       
▼ロドリーゴ:古風なティエント      
▼ガルシア・アブリル:ヒラルダへの讃歌(白寿ギターフェスタ2015委嘱作品) 
▼ソル:幻想曲 ホ長調 作品54bis                    

座席
  • 指定席
料金

一般 ¥4,000 → 友の会価格 ¥3,600
学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取扱い)

<各種クレジットカード利用可>

主催 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設(株)
現代ギター社
助成 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
問い合わせ先 ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

 


8月29日(土)公開マスタークラス1日目   入場料:無料(要入場券)   
          講師:福田進一
          受講生:大塚勇馬、大沢美月
          受講曲:M・トローバ:ソナチネ 第1・2・3楽章 
              J・トゥリーナ:セビリア―ナ  

 

8月30日(日)公開マスタークラス2日目   入場料:無料(要入場券) *日本語通訳付  
          講師:フランシスコ・ベルニエール
          受講生:山口莉奈、西田昌弘
          受講曲:M・M・ポンセ:南のソナチネ
              F・モンポウ:コンポステラ組曲より
                     Ⅰ.Preludio Ⅲ.Cuna 

8月30日(日)受講生修了コンサート 入場料:500円(友の会割引なし)
          出演:公開マスタークラス受講生 
          曲目:公開マスタークラス受講曲より ほか
          ※事情により、内容に変更が生じる場合がございます。
           あらかじめ、ご了承ください。

 

 

 

出演者について

福田進一200福田進一(ふくだ・しんいち/ギター)
大阪生まれ。パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクール優勝。デュトワ指揮N響をはじめ内外の主要オーケストラと数多く共演。今世紀に入り、既に世界20カ国以上に招かれリサイタルを開催し世界的な評価を獲得、2008年には福田進一に献呈されたブローウェルの協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」をライン州立響と世界初演、引き続き作曲家自身の指揮によりコルドバ管弦楽団(スペイン)、サンパウロ交響楽団(ブラジル)により再演され大成功を収めた。日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により、平成19年度外務大臣表彰を受ける。教育活動にも力を注ぎ、門下からは鈴木大介、村治佳織、大萩康司といったギター界の実力派スターたちを輩出している。発表したCDは既に70枚を超え「セビリア風幻想曲」は平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。代表作は「福田進一 アランフェス協奏曲」(共演:飯森範親指揮ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団)、「オダリスクの踊り」「エチュード・ブリランテ」「タレガの作品集」「J・S・バッハ作品集1、2、3」、「ブエノスアイレスの冬~tribute to A. Piazzolla」。2013年にはナクソスレコードより「武満徹作品集」がワールドワイドでリリースされた。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽院(中国)、大阪音楽大学客員教授。東京国際及びアレッサンドリア国際ギターコンクール審査員。

 

 

ベルニエールフランシスコ・ベルニエール(Francisco Bernier/ギター)
スペイン出身。セヴィリア高等音楽院でファン・カルロス・リベラ、セラフィン・アリアサにギターを学び、1994年フランスに移る。パリのエコール・ノルマル音楽院でアルベルト・ポンセに師事、満場一致の優秀な成績で演奏家ディプロマを得た。98-2002年、ドイツのケルン音楽大学やカナダ・ケベック大学、パリ国立高等音楽院で研鑽を積み、ローラン・ディアンス、レオ・ブローウェル、オスカー・ギリアといった名手の指導を受ける。96年、イタリアのミケーレ・ピッタルーガ国際コンクール優勝をはじめ、20ものギターコンクールで優秀な成績を収める。サル・コルトーやモガド-ル劇場などパリの名門はじめ、セヴィリアのトゥリーナ・オーディトリアム、サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館など約40カ国の舞台で演奏。放送への出演・録音も多い。現代作品演奏にも積極的で自国のホセ・マヌエル・ロペス=ロペス、ルイス・デ・パブロといった自国の作曲家との協働が多い。日本の関谷尚美の「2台のギターと管弦楽のための協奏曲」をケント・ナガノ指揮バークレー響で世界初演。セヴィリア王立音楽院で教鞭を執る。セヴィリア・ギターフェスティバルを創設し現在、芸術監督。