公演終了

主催公演

ティータイムコンサート

ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット

2012 11/16()

14:00開演

日本サクソフォン界の、「顔」が束ねる新鋭アンサンブル。

日本のサクソフォンを、世界水準に引き上げた名手、平野公崇(まさたか)。クラシックから現代音楽、ジャズ、そして即興まで、「枠」を軽々越える柔軟な音楽性で知られる。そんな平野が「イチオシ」の仲間と立ち上げた最強アンサンブル。楽しい舞台に、ご期待を!

出演

ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット
平野公崇(ソプラノ)
田中拓也(アルト)
西本 淳(テナー)
大石将紀(バリトン)

曲目

チャイコフスキー:「四季」 作品37bisより
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調 作品109より
武満徹:一柳慧のためのブルー・オーロラ ほか

料金
公演終了

一般 ¥3,000 →友の会価格 ¥2,700

学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取り扱い)

*ドリンク・お菓子のサービスつき

後期券 ¥10,000 (2012/11/16、12/14、2013/2/8、3/15 の4公演)

※発売中! 通し券の販売は終了いたしました。

<各種クレジットカード利用可>

主催 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設(株)
助成 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
備考

ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット
パリ国立高等音楽院在学中、日本人で初めてサクソフォンの国際コンクール優勝を果たした平野公崇(まさたか)。以後、わが国のサクソフォン奏者の「顔」として、クラシックから現代音楽、そしてジャズなどジャンルを越えた活動を内外で展開している。その平野が呼び掛け、2010年に結成した四重奏団が「ブルーオーロラ」。既に、名手の呼び名が高い中堅・大石将紀に、若手の西本淳、そして田中拓也をメンバーに起用した。いずれも平野が個性と才能を評価し、また同じ音楽的志向を分かち合える「仲間」による、スーパーカルテット。ソプラノからバリトンまで4種類の楽器を駆使し、サクソフォンの多彩な魅力を発信する。2011年11月、グラズノフの四重奏曲など収めたデビューCDをリリース。

出演者について

平野公崇  (ひらの・まさたか/ソプラノ)
東京藝術大学在学中、第7回日本管打楽器コンクールで第1位。1992年に同大学を卒業後パリ国立高等音楽院に入学、サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を最優秀の成績で卒業。同音楽院在学中にジャン=マリ・ロンデックス国際サクソフォンコンクールを制して日本人サクソフォニスト初の国際コンクール優勝者となる。日本では2000年、現代作品と即興のみで構成された異色のアルバム「ミレニアム」で鮮烈なデビューを果たす。読響、新日フィル、大フィル、札響、広響などオーケストラとの共演多数。また、作曲家としても高い評価を受けている。
日本管打楽器コンクール、大阪国際室内楽コンクール、全日本吹奏楽コンクールなど
の審査員を務める。洗足学園において日本初の即興演奏の授業を始め、現在は東京藝術大学でも同授業が開設されている。
東京藝術大学、エリザベト音楽大学、東邦音楽大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。フランスのギャップ国際大学およびアカデミー・ハバネラ講師。

田中拓也 (たなか・たくや/アルト)
15才よりサクソフォンを始める。 第8回ジュニアサクソフォンコンクール第1位。第25回日本管打楽器コンクール第1位並びに特別大賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞を受賞。 優秀学生顕彰事業大賞受賞。東京藝術大学在学中アカンサス賞受賞。
ソリストとして、梅田俊明指揮日本フィルハーモニー交響楽団、ジョルト・ナジ指揮芸大フィルハーモニーと共演。 題名のない音楽会など、テレビや雑誌に登場。2011年、紀尾井ニュー・アーティスト・シリーズに出演。
サクソフォンを佐々木雄二、原ひとみ、平野公崇、冨岡和男、原博巳の各氏に、室内楽を中村均一、林田祐和の各氏に師事。都立芸術高校、東京藝術大学を経て、東京藝術大学修士課程2年在学中。洗足学園音楽大学非常勤講師。

西本 淳 (にしもとじゅん/テナー)
1998年大阪音楽大学音楽学部器楽学科を首席で卒業。2000年同大学院音楽研究科管弦打研究室修士課程修了。
02年丹波の森国際音楽祭「シューベルティアーデたんば2002」では音楽祭のシンボルアーティストとして参加。03年ノナカ・サクソフォン・コンクールで、クラシック部門第1位を受賞。04年第8回松方ホール音楽賞・選考委員奨励賞を受賞。07年、兵庫県下での活動が評価され、平成18年度坂井時忠音楽賞を受賞。08年ジャン=マリ・ロンデックス国際サクソフォンコンクールセミファイナリスト。
現在は各地でソリストとして活動するほか、在阪オーケストラの客演奏者、コンクール審査など幅広く活動し、大阪音楽大学、相愛大学、武庫川女子大学、相愛高等学校講師として後進の指導にも力を注いでいる

大石将紀 (おおいし・まさのり/バリトン)
1999年東京藝術大学卒業。同年、同大学大学院修士課程に入学し、2001年に修了。
01年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。02年から2年間、文化庁派遣芸術家海外研修員として研鑽を積む。04年アムステルダム音楽院に短期留学。05年にパリ国立高等音楽院サクソフォン科、室内楽科を、06年には即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業。さらに05年よりパリ国立高等音楽院第3課程室内楽科(サクソフォン四重奏)に進み07年に修了。これまでに安田生命クオリティオブライフ文化財団、メイヤー財団などから助成を受ける。
07年トーキョーワンダーサイト、08年には東京オペラシティ文化財団主催「B→C」に出演、また10年にはNHK BSクラシック倶楽部で「ガーデン・オブ・ラブ 大石将紀スタジオコンサート」として特集されるなど幅広く活動している。東邦音楽大学・大学院および洗足学園音楽大学非常勤講師。