当日券は18:00より販売いたします。

公演終了

共催公演

フェニックス・エヴォリューション・シリーズ

窪田健志 ティンパニリサイタル「Stroke to 'B' and 'C' -BとCへの一撃-」

2022 11/8()

19:00開演

「ティンパニ」に特化した珍しいリサイタル。
古典のソロ、室内楽から委嘱新曲までティンパニ尽くしの一夜!

現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務める傍ら、ソロやアンサンブルでも精力的に活動を続ける窪田健志による打楽器リサイタル。これまではマルチパーカッションや電子音響を用いたものまで様々に展開してきたが、今回はティンパニに焦点を絞り、ソロ・アンサンブルを披露する。

ティンパニ独奏の為に作曲され、もはや打楽器のソロ作品としては古典とされる「4台のティンパニの為の小品」や、ドラム奏者のスティーヴ・ガッドが音大生時代に初演した「ティンパニの為のソナタ」、今や世界中で作品が演奏されない日は無い程の人気を誇る打楽器奏者兼作曲家のC.カンジェローシ氏に委嘱するソロ作品の他、室内楽の傑作である「2台のピアノと打楽器の為のソナタ」を、名古屋フィルの同僚であるビードリッツキー氏、ピアノの野田清隆、居福健太郎の両氏を迎えてお送りする。

普段はなかなかソロでは聴くことのない、ティンパニの持つ様々な側面を体感できる一夜となっている。

出演

窪田健志(ティンパニ) 
ジョエル・ビードリッツキー*(打楽器)
野田清隆*、居福健太郎*(以上ピアノ)

[  * 賛助出演]

 

曲目

▼E. カーター:「4台のティンパニの為の8つの小品」より
▼J. ベック:ティンパニの為のソナタ
▼C. カンジェローシ:委嘱作品
▼B. バルトーク:2台のピアノと打楽器の為のソナタ
 ほか

 

座席
  • 自由席
料金
発売中

一般前売/¥3,500 (友の会会員/¥3,150)

一般当日/¥4,000 (友の会会員/¥3,600)

学生(25歳以下)前売/¥1,500 

学生(25歳以下)当日/¥2,000

 

 

【発売日】
友の会優先予約:2022年7月22日(金)
E-PHX優先予約:2022年7月25日(月)
 一般発売   :2022年7月26日(火)

 

 

 

主催 窪田健志 打楽器リサイタル実行委員会
協賛 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
問い合わせ先 窪田健志 打楽器リサイタル実行委員会
kubota_perc@yahoo.co.jp

ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)

出演者について

窪田健志(くぼた・たけし/ティンパニ)
1983年大阪府出身。幼少時よりピアノを習い、中学校の吹奏楽部にて打楽器を始める。長野県上田高校を卒業した後、東京藝術大学音楽学部へ入学。在学時の2002年に東京佼成ウィンドオーケストラ アジア公演にて急遽デビューした後、様々なオーケストラのメンバーとして、シンガポール、韓国、ドレスデン、プラハなどで演奏。またPacific Music Festivalを始め、別府アルゲリッチ音楽祭、宮崎国際音楽祭、小澤征爾音楽塾などに参加。同大学大学院を修了後、五嶋みどりの主宰するNPO法人「ミュージック・シェアリング」にて特別支援学校にて指導を続け、2010年に名古屋フィルに入団。 2013年より首席奏者を務める。
芸大フィル、名古屋フィル、愛知室内オーケストラなどと協奏曲を共演。各地でリサイタルや打楽器アンサンブルの普及に務め、それに伴い、第23回青山音楽賞、名古屋市民芸術祭賞(2016,2019)、令和元年度文化庁芸術祭優秀賞などを受賞。日本管打楽器コンクール第2位。全日本吹奏楽コンクールや松方ホール音楽コンクール、神戸学生コンクール等の審査員も務める。2020年には初となるソロCD「Percussion Pieces 1…from JAPAN」をオクタヴィアレコードより発売、レコード芸術誌にて特選盤に選出された。
くぼった打楽器四重奏団主宰、菊里高校音楽科、名古屋音楽大学 各非常勤講師。

 

ジョエル・ビードリッツキー(Joel Biedrzycki/打楽器)
アメリカ、ニューハンプシャー州出身。ニューハンプシャー大学音楽学部、リン音楽大学院修了。在学中よりタングルウッド音楽祭、Pacific Music Festivalなどに参加。2011年から2014年まで兵庫芸術文化センター管弦楽団ティンパニ・打楽器奏者として在籍。2014年4月、名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団、現在首席打楽器奏者を務める。
名古屋芸術大学非常勤講師。N.スミス(ポートランド交響楽団首席打楽器)、E.アトキャツ(元シカゴ交響楽団首席打楽器)に師事。

 

野田清隆(のだ・きよたか/ピアノ)
東京藝術大学および大学院修士課程修了後、ブラームスと20世紀作品を組み合わせた一連のリサイタルにより同大学院で博士号を取得。第64回日本音楽コンクール第1位および各賞を受賞。室内楽における内外の名手との共演はもとより、下野竜也、広上淳一をはじめ秋山和慶、尾高忠明、黒岩英臣、手塚幸紀、松尾葉子、山下一史、D.リス、川瀬賢太郎など多くの指揮者のもと読売日本交響楽団、日本フィル、東京交響楽団、東京シティフィル、藝大フィル、神奈川フィル、名古屋フィル、 京都市交響楽団、大阪交響楽団などでソリストを務める。ゆふいん音楽祭、アフィニス音楽祭など各地の音楽祭に出演。
東京藝大ピアノ科・室内楽科講師を経て、現在は東京学芸大学准教授、ならびに東京音楽大学指揮科特別アドヴァイザー。

 

居福健太郎(いふく・けんたろう/ピアノ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て同大学院修士課程修了。大学院修了ピアノ演奏優秀者による安川記念ジョイントリサイタル(浜離宮朝日ホール)に選出される。第4回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第2位、及び特別審査員賞受賞、第5回東京音楽コンクール第3位。これまでに日本フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、セントラル愛知交響楽団等と共演。室内楽奏者としてヘンリック・ヴィーゼ(バイエルン放送交響楽団首席奏者)、ユルンヤーコプ・ティム(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団首席奏者)、五嶋龍との共演や、小菅優とのピアノデュオをはじめ、多くの奏者から強い信頼を得ている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校非常勤講師を経て、現在、同大学非常勤講師。