当日券は18:00より販売いたします。
共催公演
フェニックス・エヴォリューション・シリーズ
ボーンズ・ヴィレッジ -Bones Village-
トロンボーン四重奏が奏でるイギリス音楽の世界
2022 5/31(火)
19:00開演
金管楽器の国イギリスが生んだトロンボーン四重奏の名曲
イギリスは金管楽器の音楽が発展してきた国です。グスターヴ・ホルストの「吹奏楽のための第一組曲」や、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」など現在の吹奏楽の基礎となった作品が生まれ、金管楽器と打楽器のみで編成される英国式金管バンドという独自の演奏形態による音楽が発展し、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルは金管楽器による室内楽の可能性を大きく広げました。
トロンボーン四重奏も例外ではなく、ゴフ・リチャーズ、ゴードン・ジェイコブ、フィリップ・スパーク、デリク・ブルジョアらイギリスの作曲家によって書かれた作品は、世界中のトロンボーン愛好家に親しまれています。
この演奏会ではこれらの名曲を中心にイギリスにちなんだ作品を、イギリスでトロンボーンを学んだ岡村哲朗(カレッジ・オペラハウス管弦楽団)の呼びかけで結成されたトロンボーン四重奏団《ボーンズ・ヴィレッジ》が、イギリス流の演奏法にこだわってお届けします。金管楽器の高度な技巧や、高貴な響き、ユーモアある音楽解釈などお楽しみください。
出演 | ボーンズ・ヴィレッジ/Bones Village 岡村哲朗、戸井田晃和、新田旭、赤井寛延(以上トロンボーン)
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曲目 | ▼G.F.ヘンデル:オラトリオ「ユダス・マカベウス」第3幕より “讃えよ、アーメン”
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座席 |
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料金 | 一般前売/¥2,000 (友の会会員/¥1,800) 一般当日/¥2,500 (友の会会員/¥2,250) 学生(大学生以下)前売/¥1,500 学生(大学生以下)当日/¥2,000
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発売日 | 2022年01月18日(火) |
主催 | ボーンズ・ヴィレッジ事務局 |
協賛 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
問い合わせ先 | ボーンズ・ヴィレッジ事務局 MAIL:bones.village@gmail.com ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
出演者について
岡村哲朗(おかむら・てつろう/トロンボーン)
1986年生まれ。大阪音楽大学を首席で卒業。同大学卒業演奏会、第26回ヤマハ主催・新人演奏家(東京・大阪)、第80回読売新聞社主催・新人演奏会に出演。トロンボーンを呉信一、岡本哲の各氏に師事。2008年、第4回関西トロンボーン協会ワークショップ・コンクールにおいて第2位(1位なし)、2009年、第14回長江杯国際コンクールにおいて第2位(1位なし)を受賞。2008年、第12回松方ホール音楽賞奨励賞、2010年、第14回松方ホール音楽賞を受賞。2009年、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団とソリストとして共演する。2008年2月、初のソロリサイタルを開催する。卒業年度2010年に渡英し英国王立音楽院に入学する(後に中退する)。2012年、DFDSシーウェイズ主催ヨーロッパ国際ブラスバンドコンテストにおいてリージェントブラスと「スコットランドの釣鐘草」をソリストとして演奏し、ベストソリスト賞を受賞。また2012年SCABAエンターテイメントコンテストにおいてベストソリスト賞、SCABAブラスバンドコンテストにおいてベストプレイヤー賞を受賞。デニス・ウィック氏(元ロンドン交響楽団首席奏者)、サイモン・カーウェン氏(ロイヤルリヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者)にトロンボーンを師事。2013年帰国。同年、神戸新聞松方ホールにて、2018年、豊中市立文化芸術センター/明石子午線ホール、2021年、明石市民ホールにてソロリサイタルを開催。現在、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団トロンボーン奏者。Sun Bones Trombone Trioメンバー。専門学校ESPエンタテインメント講師。
戸井田晃和(といた・あきかず/トロンボーン)
1990年生まれ。国立音楽大学卒業。卒業時に矢田部賞受賞。読売新聞社主催第83回新人演奏会、2013年音楽大学卒業時に第29回ヤマハ管楽器新人演奏会金管楽器部門に出演。2013年チェジュ国際ブラス・コンペティション、テナー・トロンボーン部門第2位。花坂義孝、池上亘、箱山芳樹の各氏に師事。現在、オオサカ・シオン・ウィンド・オーケストラトロンボーン奏者、奈良県立高円高等学校非常勤講師、関西トロンボーン協会理事。
新田旭(にった・あきら/トロンボーン)
1993年生まれ。京都市立京都堀川音楽高校卒業。同校、卒業演奏会に出演。京都市立芸術大学音楽学部卒業。卒業時に京都音楽協会賞を受賞し、卒業演奏会に出演。ドイツ・シュトゥットガルト音楽演劇大学修士課程を卒業リサイタルにて審査員満場一致の満点で修了。入学時に奨学生として推薦される。第33回ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。第21回松方ホール音楽賞にて大賞・音楽賞を受賞。「新進演奏会育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第53回大阪」にてオーディションに合格し、F.ダビッド作曲トロンボーン協奏曲を日本センチュリー交響楽団と共演。第17回関西トロンボーン協会コンクール成人部門にて奨励賞を受賞。トロンボーンを湯浅篤史、呉信一、岡本哲、Henning Wiegrabe、Harald Matjaschitz、Frank Szathmary-Filipitschの各氏に師事。ドイツ留学中にシュトゥットガルト州立歌劇場、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団などの客演を務める。現在、フリーランスのトロンボーン奏者として関西を中心に活動中。
赤井寛延(あかい・ひろのぶ/トロンボーン)
1996年生まれ。13歳よりテナー・トロンボーンを始める。兵庫県立伊川谷高等学校を経て、京都市立芸術大学管・打楽器専攻を首席で卒業。同大学卒業演奏会に出演。卒業時に京都市長賞を受賞。第36回ヤマハ新人演奏会、第90回読売新人演奏会に出演。第12回関西トロンボーン協会・コンクール・ヤングアーティストソロ部門第2位。21歳でバストロンボーンに転向、第14回同コンクール成人ソロ部門第1位。2018年12月に初のソロリサイタルを開催。これまでにトロンボーンを岡本哲、小西元司各氏に師事。現在、関西を中心にフリーランスのバストロンボーン奏者として活動中。2019年度青山音楽財団奨学生。