主催公演
ティータイムコンサート
【公演中止】ディートリヒ・ヘンシェル バリトンリサイタル
2020 12/4(金)
14:00開演
新型コロナウイルス感染症対策による入国制限措置の現状を勘案し、やむを得ず中止とさせていただきます。チケットは払い戻しを行いますので、詳しくはこちらをご覧ください。
フィッシャー=ディースカウの後継者、盟友と紡ぐ「冬の旅」
「冬の旅」は、シューベルト三大歌曲のうち最も人気の高い歌曲です。ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩によるもので、恋に破れた若者が、街を捨てて絶望の果てに「死」を求めてさすらう物語。名匠ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの後継者と称され、リート歌手としての評価も極めて高いディートリヒ・ヘンシェルが、圧倒的な表現力でお贈りします。ピアノは、日本ドイツリート協会の会長でもあり、長く彼のパートナーを務めている岡原慎也。ドイツリートの世界に浸る冬を是非。
出演 | ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン) |
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曲目 | ▼シューベルト:歌曲集「冬の旅」 op.89 D911 (予定) |
座席 |
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料金
公演中止
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一般/¥4,000(友の会会員/¥3,600)
▼年間通し券/全7公演
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発売日 | 2019年12月03日(火) |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
協力 | モロゾフ株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
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出演者について
ディートリヒ・ヘンシェル(Dietrich Henschel・バリトン)
ミュンヘン・ビエンナーレでデビュー後、リヨン歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラで国際的キャリアをスタート。以降、ミュンヘン、アムステルダム、ブリュッセル、リスボン、マドリード、ジュネーヴ、パリなどの歌劇場、ザルツブルク、エクサン・プロヴァンス、フィレンツェなどの音楽祭に出演多数。アーノンクール、ガーディナー、ヘレヴェッヘ、ヤーコブス、エッシェンバッハ、リリング、クリスティ、ペトレンコ、ナガノ、メータ、ドホナーニ、アルブレヒト、ラトル、ティーレマンなどと共演。
リート歌手としての評価も極めて高く、アーヴィン・ゲージ、フリッツ・シュヴィングハンマー、ヘルムート・ドイチュ、岡原慎也らのピアニストと共演。近年は、名歌曲の豊かな文学的内容を視角化させようとのプロジェクトに取り組み、2010年シューベルト『白鳥の歌』舞台版にモネ劇場、アン・デア・ウィーン劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパーなどで出演。2013年、映像プロジェクト『IRRSAL(狂気の-禁じられた祈祷者たち)』をトーンハレ・デュッセルドルフで初演、メーリケの詩によるヴォルフ歌曲の濃密な音楽世界が話題を呼んでいる。直近の映像プロジェクト『WUNDERHORN(不思議な角笛)』は、マーラー「子供の不思議な角笛」全曲コンサートをデ・ドーレン、BBC響、モネ劇場と協同で進め、2016年に初演された。
岡原慎也(おかはら・しんや/ピアノ)
東京藝術大学卒業後、ベルリン芸術大学、ミュンヘン音楽大学マスタークラスにて研鑽を積む。リサイタル、協奏曲等で高評を博す一方、シューベルトやヴォルフの歌曲の全曲演奏などドイツ歌曲や室内楽でも精力的に活動し、H.プライ、T.アダム、D.ヘンシェル、S.ゲンツ、シュトイデ・カルテット、マルティヌー・カルテットなどと国内外で共演を重ねる。また、チェスキー・クルムロフ音楽祭、リヒャルト・シュトラウス音楽祭、そしてグラン・カナリア音楽祭などに招待されるなど、ソリスト、歌曲のパートナー、室内楽奏者、指揮者として幅広く活動を展開。京都音楽賞、大阪文化祭賞本賞、音楽クリティッククラブ賞、第66回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。20枚以上のCDをリリース。現在、大阪音楽大学大学院音楽研究科長。日本ドイツリート協会会長。