主催公演

レクチャーコンサート

アンサンブル・ア・ラ・カルト69
「月に憑かれたピエロ」をめぐる冒険<レクチャー編>

2025 1/13()

15:00開演

音楽×美術の革命、

20世紀初頭に生まれた無調音楽と抽象絵画

1月25日(土)の『「月に憑かれたピエロ」をめぐる冒険<コンサート編>』公演に先立ちまして、コンサートをより一層深くお楽しみいただくためのレクチャープログラムを企画しました。音楽と美術それぞれの専門家によるレクチャーと、さらにアーティストを交えてのトークセッションの3部構成で、「月に憑かれたピエロ」を取り巻くエピソード、同時代を生きた音楽家と美術家の交流などを、多角的にわかりやすく解説します。

レクチャー編とコンサート編がセットになったお得な「2公演セット券」もございます。

もちろん本レクチャーだけでもお楽しみいただけます。

会場は「フェニックスタワー16階 大会議室」です。

(ザ・フェニックスホールと同じ建物内です)

出演

三木学(美術評論家)
小味渕彦之(音楽評論家)
山城大督(美術家・映像作家) 
太田真紀(声楽家)

曲目

1部 「抽象絵画の魅力について」(三木学)
   シェーンベルクがカンディンスキーに与えた影響

 

2部 「≪月に憑かれたピエロ≫の魅力について」(小味渕彦之)
   シェーンベルクと無調音楽

 

3部 無調音楽と抽象絵画、評論家とアーティストによるクロストーク

座席
  • 自由席
料金

会場は『フェニックスタワー16階大会議室』です。
(ザ・フェニックスホールと同じ建物内です)

(限定100名)

 

一般/¥1,000
友の会会員/¥900
学生(25歳以下)/¥500


 

【2公演セット券<コンサート編&レクチャー編】
一般/¥4,500
(友の会会員/¥4,000)
※学生券の設定はございません

 


●価格は税込みです
●学生券のお取り扱いはチケットセンターのみ
●友の会割引はお一人2席まで
●チケットセンター窓口でキャッシュレス決済をご利用いただけます

発売日 2024年09月27日(金)  / 友の会優先予約:9月20日(金)
主催 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設株式会社
サントリービバレッジソリューション株式会社
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

●都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。
あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

出演者について

三木学(みき・まなぶ/文筆家、編集者、美術評論家、色彩研究家)
独自のイメージ研究をもとに、現代アート・建築・写真・色彩・音楽などのジャンル、書籍・展示・ソフトウェアなどメディアを横断した文筆・編集を行っている。 共編著に『大大阪モダン建築』(2007)『フランスの色景』(2014)、『新・大阪モダン建築』(2019、すべて青幻舎)、『キュラトリアル・ターン』(昭和堂、2020)など。 展示・キュレーションに「アーティストの虹-色景」『あいちトリエンナーレ2016』(愛知県美術館、2016)、「ニュー・ファンタスマゴリア」(京都芸術センター、2017)など。 ソフトウェア企画に、『Feelimage Analyzer』(ビバコンピュータ株式会社、マイクロソフト・イノベーションアワード2008、IPAソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2009受賞)、『PhotoMusic』(クラウド・テン株式会社)、『mupic』(株式会社ディーバ)など。

 

 

小味渕彦之(こみぶち・ひろゆき/音楽評論家)
1971年大阪市生まれ。 関西学院大学、および同大学院で音楽学を学ぶ。 関西地方を中心に演奏会のための曲目解説を執筆するほか、コンサートのプロデュースも手がけてきた。 これまでに「朝日新聞(大阪本社版)」などで演奏会の音楽評を担当。 1999年から2023年まで、住友生命いずみホールのステージマネージャーを務めた。 ステージマネージャーとして2009年に第6回上方の舞台裏方大賞を受賞。 関西学院大学、大阪芸術大学、武庫川女子大学非常勤講師、同志社女子大学嘱託講師。 2023年7月から豊中市立文化芸術センター総合館長を務める。

 

 

 

山城大督(やましろ・だいすけ/美術家)
美術家・映像作家。 映像メディアの時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない〈時間〉を作品として展開する。 2006年よりアーティスト・コレクティブ「NadegataInstant Party」を結成し、『あいちトリエンナーレ2013』『瀬戸内国際芸術祭2016』」など全国各地で作品を発表。 主な展覧会に森美術館『六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声』高鍋町美術館『感覚と時と空間を旅するプログラム「パラレル・トラベル」』。 山口情報芸術センター [YCAM] にてエデュケーターとして、オリジナルワークショップの開発・実施や、教育普及プログラムを多数プロデュース。 岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー [IAMAS] 修了。 京都造形芸術大学卒業。 東京藝術大学大学院映像研究科博士後期過程満期退学。 2020年年、第23回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品受賞。

 

 

 

太田真紀(おおた・まき/声楽家)
同志社女子大学学芸学部声楽専攻卒業。 同大学音楽学会《頌啓会》特別専修生修了。 大阪音楽大学大学院歌曲研究室修了。 東京混声合唱団に所属後、文化庁新進芸術家海外研修制度でローマに滞在。 イザベラ・シェルシ財団(ローマ)、ヌオヴァ・コンソナンツア音楽祭(ローマ)、シェルシ音楽祭(スイス・バーゼル)、ローマ・ケルン・パリの日本文化会館、ブタペスト音楽センター、サントリーホールサマーフェスティバル、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、いずみシンフォニエッタ定期演奏会他に出演、活発な演奏活動を展開し、 近年はあごうさとし演出の舞台作品にも出演している。 CD「松平頼曉声楽作品集」(レコード芸術特選盤)発売中。 ギタリスト山田岳と企画主催・主演を務めたオペラ《ロミオがジュリエット》(作曲:足立智美、演出:あごうさとし)が令和3年度文化庁芸術祭音楽部門 大賞、サントリー芸術財団 佐治敬三賞受賞。 演奏参加した《浜辺のアインシュタイン》公演が令和4年度文化庁芸術祭音楽部門 大賞受賞。 現在、神戸大学国際人間科学部、和歌山大学教育学部非常勤講師。