当日券は14:00から販売いたします。

公演終了

主催公演

特別企画

B→C|バッハからコンテンポラリーへ
葵トリオ リサイタル

2024 12/21()

15:00開演

注目の若手ピアノ三重奏団、レアな作品で切り拓く新たな世界

2018年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝以来、破格の存在感を放ち続けている、葵トリオ。関西出身の3人(ピアノ:秋元孝介、ヴァイオリン:小川響子、チェロ:伊東裕)が2016年に結成した、日本では数少ない常設のピアノ三重奏団です。

「ピアノ三重奏は各楽器が独立しているため、3人の究極の音のバランスを追求できるところに、大変やりがいを感じます」とこの編成ならではの魅力を語る彼らは、古典派やロマン派の音楽のみならず、近現代作品にも積極的に取り組み、演奏機会の少ない作品、邦人作品にも光をあてる活動が高く評価されてきました。そんな彼らでもバロックと近現代の作曲家に焦点をあてたリサイタルプログラムは今回が初めてなのだそう。

「バッハから近現代の作品を通して、3つの“新しさ(something new)”を聴衆と共有したい」というのが今回のコンセプト。その3つとは「ピアノ三重奏というスタイルで聴くバッハの新しい響き」「ピアノ三重奏の新たな名曲」「邦人作品との出会い、そして新しい音楽の産声」。シュニトケとヴァインベルクは共にソ連やロシアで活躍した作曲家で、今回演奏する各曲は欧米での評価も高まりつつあるものの日本で聴く機会はまだ多いとはいえず、葵トリオが「新たな名曲」との出会いに導きます。そして3人の日本人作曲家によるピアノ三重奏曲のなかには、まさに「新しい作品の産声」を目の当たりにできる新作初演も。
ピアノ三重奏の枠組みを超えた挑戦的かつ特別な機会。これまでとは一味も二味も違った、葵トリオの新しい一面をご堪能あれ!

出演

小川響子(ヴァイオリン)
伊東裕(チェロ)
秋元孝介(ピアノ)

曲目

▼シュニトケ:ピアノ三重奏曲(1985/92)
▼細川俊夫:メモリー −尹伊桑の追憶に−(1996)
▼山本裕之:彼方と此方(2001)
▼藤倉大:nui(縫い)(2022)
▼藤倉大:nui 2(縫い2)(2024、葵トリオ委嘱作品、世界初演)
▼J. S. バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021
▼ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲 op.24(1945)

座席
  • 指定席
料金

一般/¥3,000
友の会会員/¥2,700)


●価格は税込みです
●学生券の設定はございません。
●友の会割引はお一人2席まで
●チケットセンター窓口でキャッシュレス決済をご利用いただけます

発売日 2024年07月16日(火)  / 友の会優先予約:7月12日(金)
主催 公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。

あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。 

出演者について

葵トリオ(あおい・とりお/ピアノ・トリオ)

第67回ミュンヘン国際音楽コンクールで日本人初の優勝後、日欧で活動を続けるピアノ三重奏団。王道演目だけでなく、演奏機会の少ない作品や邦人作品にも光を当てる活動が高い評価を得ている。近現代の楽曲も積極的に取り組み、ヘンツェ、マルティヌー、フラマー、カゼッラ、リーム、シュルンカ、細川などの作品を上演。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。国内の主要なホールで演奏するほか、欧州各国やシンガポールで出演。札響と名古屋フィルと協演して好評を博す。紀尾井ホールでは3年間のレジデントを務め、サントリーホールでは7年間のプロジェクトが進行中。これまでに6枚のCDをリリース。第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22回ホテルオークラ音楽賞を受賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。ミュンヘン音楽演劇大学でフォーレ四重奏団のD.モメルツに師事。https://aoitrio.com