公演終了

主催公演

アンサンブル・ア・ラ・カルト

ミニマル音楽の行方 ~スティーヴ・ライヒ&アンディ・アキホ~

2023 10/28()

15:00開演

4人のパーカッショニストが繰り広げるミニマル&ポスト・ミニマルの音世界

あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールでは、これまでに「オール・ライヒ・コンサート」、フィリップ・グラス「浜辺のアインシュタイン」等、ミニマル音楽を積極的に取り上げてきました。その第3弾となるのが本コンサートであり、今回はパーカッション・アンサンブル曲をテーマにプログラムしました。まずはスティーヴ・ライヒの” Drumming – Part 1(1970-71)”。ライヒ初期の代表的な手法であるフェイズシフティングを使用して書かれた作品。フェイズシフティングとは同じ音型を繰り返しながら少しずつ音をずらして演奏する演奏法であり「ドラミング」はその集大成的作品です。4人が音を徐々にずらすという超絶なテクニックを堪能してください。“Mallet Quartet(2009)” はピューリッツァ賞を受賞した”Double Sextet(2007)”の流れをくむ非常に美しく構築された作品。ライヒ音楽の真髄をお楽しみください。

そして今回最も紹介したいのがアンディ・アキホの“PillarⅠ, Ⅶ(2021)”です 。アンディ・アキホは2022年、2023年のグラミー賞現代クラシック作曲部門に2年連続でノミネートされた注目の作曲家。ピラーは7曲からなる組曲で、空き瓶や鉄の棒などの廃材と、マリンバやグロッケンなどの打楽器を組み合わせた独特の編成で作られた繊細で緻密な作品です。スティール・パン奏者でもあるアンディ・アキホが生み出すこれまでにないユニークでシャープな音世界を体験してください。

出演

パーカッション・パフォーマンス ビートジャック
 池田安友子、内山光知子、高鍋歩、安永早絵子

曲目

▼スティーヴ・ライヒ: Music for Pieces of Wood
▼スティーヴ・ライヒ: Drumming – Part 1
▼スティーヴ・ライヒ: Mallet Quartet
▼池田安友子:アイマイ  
▼安永早絵子:バンリマン・ラムガ 
▼アンディ・アキホ: Pillar Ⅰ
▼アンディ・アキホ: Pillar Ⅶ

 

●都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。
あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

 

座席
  • 指定席
料金
公演終了

一般/¥3,500
友の会会員/¥3,150)
学生(25歳以下)/¥1,000

 

 

●価格は税込みです。
●学生券はチケットセンターのみのお取り扱いです。
●チケットセンター窓口でキャッシュレス決済をご利用いただけます。
 [クレジットカード、バーコード決済、電子マネー決済]

発売日 2023年05月23日(火)  / 友の会優先予約:5/19(金) / E-PHX優先予約:5/22(月)
主催 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設株式会社
サントリービバレッジソリューション株式会社
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

●未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
●託児サービス有(要申込・有料)
 申込は公演日の1週間前までに下記へご連絡ください。
 (マザーズ Tel: 0120-788-222/月~金10:00-17:00)

 

出演者について

池田安友子(いけだ・あゆこ)
大阪芸術大学打楽器専攻卒業。現在メジャーアーティストのライブサポート、NHK「おちょやん」のレコーディングなど、ジャンルを問わず活動中。また声明とのコラボ、ソロライブ、神社仏閣での奉納演奏など、さまざまな「間」を奏でる奏者としての活動の枠を広げている。2013年、長野県白馬でフィールドレコーディングしたソロアルバム「こだま」発表。オリジナルユニット「Colloid」、田島隆(タンバリン奏者)との「ふたりで打ち合わせ」メンバー。
http://ayuko.jp/

 

 

内山光知子(うちやま・みちこ)
大阪音楽大学打楽器専攻卒業。第2回日本マリンバコンクール1位、産経新聞社賞受賞。全国各地の幼稚園、小学校、公共施設などの音楽鑑賞会やアウトリーチを展開。また後進の指導にも力をいれている。2022年1stソロアルバム「私と蛙と風のうた」をリリース。「うたとだがっき〒音のゆうびんきょく」「こどもに聴かせたいクラシック」各メンバー。https://uchiyama325.jimdo.com/

 

 

 

 

髙鍋歩(たかなべ・あゆむ)
愛知県立芸術大学卒業。1996年に大阪市音楽団(現オオサカ・シオン・ウィンド・オーケストラ)に打楽器奏者として入団、現在に至る。年間100回を越える公演に参加しつつ、他団体への客演や全国各地でのクリニック、スタジオレコーディング、吹奏楽コンクール・アンサンブルコンテストの審査員を各地で務めるなど、多岐に渡って活動の場を広げている。大阪音楽大学、大阪府立夕陽丘高校非常勤講師。関西打楽器協会理事。

 

 

 

 

安永早絵子(やすなが・さえこ)
兵庫県立神戸高校、大阪音楽大学打楽器専攻卒業。オーケストラでの客演演奏やホールからの依頼コンサートなど、クラシックを中心にジャンルを問わず演奏活動する一方、自身の企画・考案・演奏によるコンサートを数多く行う。作編曲活動やリズム体感ワークショップなど、打楽器の魅力を広める活動にも力を入れている。現在、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 ティンパニ・打楽器奏者。和歌山大学非常勤講師。
https://yassaeko666.wixsite.com/website