当日券は14:00から販売いたします。
主催公演
特別企画
ひばり弦楽四重奏団
2023 10/7(土)
15:00開演
研ぎ澄まされたアンサンブルが織りなす極上の音世界
昨年のティータイムコンサートで初登場し、大好評を得た“ひばり弦楽四重奏団”。漆原姉妹の美しく合わさるヴァイオリンと日本屈指のトッププレイヤーが中低域をがっしりと支える、まさに黄金比を音楽で体現するかのような素晴らしいクァルテットです。そんな彼らは時間をかけてじっくりとベートーヴェン弦楽四重奏曲の全曲演奏に取り組んでいるのですが、今回取り上げるのが後期屈指の名曲第14番です。そしてそれに合わせるのはベートーヴェンの後期作品を誰よりも高く評価し、その影響を受けた若きメンデルスゾーンが書いた第2番。ロマン派音楽の萌芽から発展を感じられる重要な2作品です。是非聞き比べてみてください。そしてもう1曲シュルホフの作品ですが、彼は20世紀初頭にジャズの要素をいち早く取り入れた作曲家でもあり、弦楽四重奏曲第1番は非常に明快で小気味良い作品です。お楽しみに。
出演 | 漆原啓子、漆原朝子(以上ヴァイオリン) |
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曲目 | ▼メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 op.13
●都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。
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座席 |
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料金
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一般/¥4,000
●価格は税込みです。
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発売日 | 2023年05月23日(火) / 友の会優先予約:5/19(金) / E-PHX優先予約:5/22(月) |
主催 | アーツ・フロンティアーズ あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホールチケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
出演者について
漆原啓子(うるしはら・けいこ/ヴァイオリン)
東京藝術大学付属高校在学中に、第8回ヴィニャフスキ国際コンクール日本人初の優勝と6つの副賞を受賞。ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。ソリスト、室内楽奏者として常に第一線で活躍を続ける。これまで、国内外での演奏旅行のほか、ハンガリー国立響、スロヴァキア・フィル、ウィーン放送響等の海外のオーケストラや、日本国内の主要オーケストラとの共演や全国各地でリサイタル、室内楽に数多く出演。これまでにCDも多数リリースしており、文化庁芸術祭優秀賞やレコード芸術特選盤に多数選ばれる。現在、国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授として後進の指導にも力を注いでいる。
漆原朝子(うるしはら・あさこ/ヴァイオリン)
東京藝大附属高校在学中に日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年N響定期公演デビュー、ニューヨークで のリサイタル・デビューも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演したほか、ザルツブルク音楽祭などにも出演。内外のオーケストラとの共演も数多い。ベリー・スナイダー(Pf)とは 20年以上にわたってデュオを組んでおり、シューマンとブラームスのヴァイオリンソナタ全曲ライヴCDを相次いでリリースして極めて高い評価を得たほか、テーマ性をもったリサイタルツアーを度々行っている。2017年にリリースしたエルガー:ヴァイオリン協奏曲ライヴCDも絶賛を博す。現在東京藝術大学教授、大阪音楽大学特任教授。
大島亮(おおしま・りょう/ヴィオラ)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。第11回コンセール・マロニエ21第1位、第7回東京音楽コンクール第1位、第42回マルクノイキルヘン国際コンクールディプロマ賞受賞。東京都交響楽団、九州交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。2012年には東京文化会館にて初のリサイタル以降、定期的にリサイタルを開催。ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、ラヴェンナ音楽祭、宮崎音楽祭、木曽音楽祭、水戸室内管弦楽団、サイトウキネンオーケストラ、またNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等に出演。室内楽では今井信子、チョン・ミョンファ、堀米ゆず子、仲道郁代の各氏等と共演するなど、積極的に活動している。
辻本玲 (つじもと・れい/チェロ)
NHK交響楽団首席奏者。東京藝術大学首席卒業。その後シベリウス・アカデミー、ベルン芸術大学に留学。第72回日本音楽コンクール第2位、青山音楽賞新人賞、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。これまでに、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハ-モニ-管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルよりアントニオ・ストラディヴァリウス(1724年製)を、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。