当日券はございません。
主催公演
ティータイムコンサート
【完売】 シュテファン・ドール、究極のホルン・アンサンブル
2023 7/14(金)
14:00開演
ベルリン・フィル首席奏者と名手たちが魅せるホルンと室内楽の可能性
「ホルンの王」とも称される世界最高峰のホルン奏者シュテファン・ドールさん。そんな彼がプログラムしたのはホルンを中心とした室内楽。代表曲としてブラームスの「ホルン三重奏曲」、モーツァルトの「ホルン五重奏曲」が有名ですが、今回はそれだけではなく、ピアノ三重奏曲の名曲「ドゥムキー」をホルン三重奏曲に編曲してお届けします。また本コンサートで最も注目して欲しいのは最高レベルの共演者たち。皆さんドールさんと演奏できるならと、そうそうたる奏者が集まってくれました。このメンバーによる室内楽というだけでとにかく豪華。今回限り二度とは見られない共演になるかもしれません。お見逃しなく!
出演 | シュテファン・ドール(ホルン) |
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曲目 | ▼モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
●都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。 |
座席 |
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料金 | 完売いたしました。
≪単券≫
≪年間通し券・7公演≫ ※通し券は完売しました
●価格は税込みです。
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発売日 | 2023年01月24日(火) / 友の会優先予約:1/21(土) / E-PHX優先予約:1/23(月) |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホールチケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
●未就学児のご入場はご遠慮いただいております。 |
出演者について
シュテファン・ドール(Stefan Dohr /ホルン)
「ホルンの王」と称賛されるシュテファン・ドールは、ベルリン・フィル首席ホルン奏者を務め、ラトル、アバド、バレンボイム等とベルリン・フィル、ロサンジェルス・フィル、N響等世界中のオーケストラと共演。現代作曲家に新作を委嘱、初演することで、ホルンのレパートリーを広げ続けている。また、アンサンブル・ウィーン=ベルリン、ベルリン・フィル八重奏団などのメンバーとしても活動。ルツェルン、ザルツブルク等各音楽祭に出演、アラン・ギルバート、キリル・ゲルシュタインと初めて三重奏団を組む。エッセンとケルンで学び、19歳でフランクフルト歌劇場首席ホルン奏者に就任。ニース・フィル、ベルリン・ドイツ響、バイロイト祝祭管、ルツェルン祝祭管の首席ホルン奏者を歴任、1993年にベルリン・フィル首席ホルン奏者に就任。王立音楽アカデミー、シベリウス・アカデミー客員教授、カラヤン・アカデミー、ハンス・アイスラー音楽大学終身教授。
郷古廉(ごうこ・すなお/ヴァイオリン)
2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり。1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2007年12月のデビュー以来、各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、フランソワ=グザヴィエ・ロト、井上道義、川瀬賢太郎各氏などがいる。2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。ジャン・ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコの各氏のマスタークラスを受ける。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。2022年4月、NHK交響楽団ゲスト・アシスタント・コンサートマスターに就任。
中恵菜(なか・めぐな/ヴィオラ)
京都府出身。21歳でヴィオラに転向。桐朋学園女子高等学校音楽科、及び同大学を経て、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程修了。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年Young Concert Artists International Auditionsにて優勝、その他多数優勝。第22回 ホテルオークラ音楽賞受賞。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM 「リサイタル・パッシオ」、ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、その他多数出演。今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイ・ソンの各氏と共演。CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。Music Dialogueアーティスト。これまでに、ヴァイオリンを久保良治、ヴィオラを佐々木亮、ヴァルター・キュスナーの各氏に師事。新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。使用楽器は宗次コレクションより特別に貸与されたMontagnana.
横溝耕一(よこみぞ・こういち/ヴァイオリン&ヴィオラ)
桐朋女子高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学卒業。第14回日本クラシック音楽コンクール高校の部弦楽器部門全国大会にて第5位入賞(1位2位空位)等多数受賞。2006年、Verus String Quartetを結成し、ヴィオラ奏者として第57回ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位入賞。宮崎国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、ラヴェンナ音楽祭等に参加。これまでに小川有紀子、小森谷巧、堀正文、徳永二男の各氏に師事。室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、藤井一興、川本嘉子、ライプツィヒ弦楽四重奏団、マティアス・タッケ、アンドラーシュ・ケラー、東京クヮルテットの各氏に師事。ストルツマン、メイエ、ハーゲン、マイスキー、神尾真由子、三浦文彰などの著名音楽家との共演も重ねている。現在NHK交響楽団ヴァイオリン次席奏者としての活動の他、ヴィオラ奏者として室内楽を中心に各地のオーケストラにも客演している。
辻本玲(つじもと・れい/チェロ)
東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。その後シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。第72回日本音楽コンクール第2位(「聴衆賞」受賞)。2009年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)。2011年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。毎年サイトウ・キネン・オーケストラ、アルカス佐世保のレジデンス・カルテットに参加、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」ほか室内楽でも活動。2019年CD『オブリヴィオン』をリリース(「レコード芸術」誌特選盤)。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。NHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。
公式サイト http://www.rei-tsujimoto.com
津田裕也(つだ・ゆうや/ピアノ)
仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。07年仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。ソリストとして日本各地のオーケストラと共演するほか、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭などに定期的に招かれる。CDも継続的にリリースしており、最新盤は「ショパン:後期ピアノ作品集」(フォンテック)。室内楽活動にも積極的で、多くの著名な音楽家と共演を重ねる。特に、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とはトリオ・アコードを結成し、国内各地で演奏。20年にはベートーヴェンを収録したトリオ初のCDをリリースし、絶賛される。これまでに、パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。東京藝術大学准教授。