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公演終了

主催公演

注目アーティスト

ジョヴァンニ・ソッリマ 無伴奏チェロリサイタル

2023 4/28()

19:00開演

チェロは歌う! 唯一無二、規格外の巨匠、待望の単独公演

ジョヴァンニ・ソッリマは、空前絶後、超弩級の音楽家である。黒い長袖のシャツに黒のズボン。一見するとクラシック音楽の演奏会にはあまりふさわしくない出で立ちで颯爽と現れ、観客が戸惑っている間もなくその演奏で度肝を抜くのである。“一匹の美しき野獣”と評されるソッリマの演奏は、骨太でまさに自由闊達。一見すると激情に任せた無謀な演奏のように思えるが、その実は理性と知性に裏付けされた確信なのである。久々の来日となった2019年8月の公演では、東京シティ・フィルハーモック管弦楽団と共演、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」で大喝采を浴びた。その後自身のプロジェクトである「100チェロコンサート」では、観客をさらなる熱狂の渦に巻き込んだのである。そのジョヴァンニ・ソッリマが、今度はソロでザ・フェニックスホールに初登場する。演奏するのはチェロ曲の定番であるバッハのチェロ組曲第1番、第3番、そしてソッリマのオリジナル曲を中心とした、まさに彼ならではのプログラムとなっている。ソッリマの曲は、極限までチェロを使いこなす超絶技巧、どこか異国を感じさせる情緒溢れる旋律など、非常に特徴的で魅力に溢れており、多くのチェリストから支持され演奏されている。特に東京公演のアンコールでスタンディング・オベーションを巻き起こした「ナチュラル・ソングブック第4番、第6番」は要注目曲。とにかく桁違いのスケール感を持った音楽家・チェリストであることは間違いない。この機会を是非ともお見逃しなく。

出演

ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)

曲目

▼バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
▼バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
▼ソッリマ:ナチュラル・ソングブック 第4番 第6番
▼ソッリマ:ラメンタチオ
▼ソッリマ:ファンダンゴ(ボッケリーニへのオマージュ)
▼ジュリオ・デ・ルーヴォ:ロマネッラ / チャッコーナ / タランテッラ
▼フランチェスコ・コルベッタ(ソッリマ編):カプリス・デ・シャコンヌ
▼シチリアのアルバニア系住民に伝わる伝承曲(ソッリマ編):美しきモレアよ

 

 

 

●都合により出演者、曲目などが変更になることがございます。
あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

 

座席
  • 指定席
料金
完売

チケットは予定枚数に達したため販売を終了いたしました。
なお、満席につき当日券はございません。

 

 

一般/¥4,000
友の会会員/¥3,600)
学生(25歳以下)/¥1,000

 

 

●価格は税込みです。
●学生券はチケットセンターのみのお取り扱いです。
●チケットセンター窓口でキャッシュレス決済をご利用いただけます。
 [クレジットカード、バーコード決済、電子マネー決済]

発売日 2022年11月22日(火)  / 友の会優先予約:11/18(金) / E-PHX優先予約:11/21(月)
主催 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設株式会社
サントリービバレッジソリューション株式会社
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

●未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
●託児サービス有(要申込・有料)
 申込は公演日の1週間前までに下記へご連絡ください。
 (マザーズ Tel: 0120-788-222/月~金10:00-17:00)

 

出演者について

ジョヴァンニ・ソッリマ(Giovanni Sollima, cello/チェロ)

 1962年イタリア・シチリア州パレルモ出身。世界最高峰のチェロ奏者兼作曲家。音楽一家に生まれ、幼い頃から音楽や楽器に囲まれて育つ。特に作曲家兼ピアニストであった父エリオドロ・ソッリマの影響で、幅広い音楽性を身につけた。パレルモ音楽院でジョヴァンニ・ペリエラからチェロを学び、優秀な成績で史上最年少で卒業。その後シュトゥットガルト音楽大学とモーツァルテウム音楽大学で、チェロをアントニオ・ヤニグロに、作曲をミルコ・ケレメンについて学んだ。
 ジャンルを超えた幅広い活動で知られ、クラシックはもちろん、ジャズ、ロック、即興演奏、さらにヨーロッパ~中東~アフリカに及ぶ地球上のあらゆる民族音楽まで飲み込んだ唯一無二の演奏スタイルと作風を持つ。
 これまでにリッカルド・ムーティ、マルタ・アルゲリッチ、ヨーヨー・マ、フィリップ・グラス、クラウディオ・アバドなど数多くの巨匠と共演し、彼らからの絶賛を集めている。また、カーネギー・ホール(NY)やクイーン・エリザベス・ホール(ロンドン)、シドニー・オペラ・ハウスなど世界中の一流ホールで公演を行っている。近年ではマリオ・ブルネロや2CELLOSをはじめ、世界中のチェリストがソッリマの楽曲(「チェロよ、歌え!」「ラメンタチオ」「アローン」etc)をレパートリーにしており、チェロの可能性を広げているだけでなく、作曲家と演奏者の垣根をも取り外しつつある。さらに後進の育成にも力を注いでおり、サンタ・チェチーリア音楽院で教鞭をとっているほか、ジャンルやキャリアを超え、100人のチェリストを集めてクリエーションとコンサートを行う「100チェロ」という活動も行っている。
 2019年、ドヴォルザークの「チェロ協奏曲」(指揮:藤岡幸夫 / オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団)のソリストに招かれ、スタンディング・オベーションと絶大な賞賛を得た。また、同年日本初となる「100チェロ」公演をすみだトリフォニーホールで行い、大成功を収めた。