主催公演

注目アーティスト

伊東信宏 企画・構成
土と装飾:郷古廉&加藤洋之 デュオリサイタル

2021 3/20()

15:00開演

 郷古廉さん(ヴァイオリン)と加藤洋之さん(ピアノ)のコンビによる演奏会。あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールにおける第1弾「土と挑発」(2019年10月26日)は、プーランクやバルトークのソナタを取り上げて素晴らしい演奏会となり、令和元年度文化庁芸術祭の音楽部門大賞を受賞しました。
 今回の「土と装飾」では、ジョルジェ・エネスクのヴァイオリンソナタ第3番を芯としてプログラムを組みます。これは「ルーマニア民俗音楽の性格で」という副題をもつ作品で、ルーマニアの村の音風景や、楽師の奏法が、異様に細かい指示を持つ楽譜に見事に描き込まれています。細かい装飾音符の一つ一つについて、エネスクは、どの指で、どんな弓遣いで、どんなニュアンスで弾くべきかを指示しているのですが、適切な演奏(たとえばエネスク本人の録音が残っています)からは、まさしくルーマニアの土の香りがするという驚くべき作品です。
 今や理想的な協働関係を築いている郷古さんと加藤さんのお二人なら、きっと最高に精緻で、そして最高に荒々しいルーマニアの響きを現出させてくれるに違いありません。
(大阪大学教授・音楽学/伊東信宏)

出演

郷古廉(ヴァイオリン)

加藤洋之(ピアノ)

曲目

エネスク:ヴァイオリンソナタ第3番 イ短調 「ルーマニア民俗音楽の性格で」 op.25 ほか(予定)

座席
  • 指定席
料金

一般/¥3,500(友の会会員/¥3,150)
学生(25歳以下)/¥1,000(限定数・当ホールのみのお取扱い)
*各種クレジットカード利用可

 

 

【発売日】
友の会優先予約:2020年9月25日(金)
E-PHX優先予約:2020年9月28日(月)
一般発売   :2020年9月29日(火)

新型コロナウイルス感染症対策のため、今後発売日が変更になる可能性がございます。最新の情報はホームページでお知らせいたします。

主催 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設株式会社
サントリービバレッジソリューション株式会社
問い合わせ先 ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

出演者について

郷古廉(ごうこ・すなお/ヴァイオリン)
2013年ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり。1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2011年、2012年、2014年と《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》でストラヴィンスキー作曲「兵士の物語」に出演。《東京・春・音楽祭》、《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン》にも招かれている。2014年デビューCDをリリース。2015年ブラームスのヴァイオリンソナタ集、2017年バッハとバルトークの作品集をリリースした。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。

 

 

加藤洋之(かとう・ひろし/ピアノ)
東京藝術大学器楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞受賞。1990年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞後ハンガリー国立リスト音楽院に留学し、イシュトヴァン・ラントシュに師事。96年ドイツのケルンに移り、パヴェル・ギリロフに師事。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとはたびたび共演し、特に第1コンサートマスターのライナー・キュッヒルとは、デュオ・パートナーとして数多く演奏を重ねている。2010年、ウィーン・ムジークフェラインザールにて楽友協会の主催によるベートーヴェンのピアノとヴァイオリンのためのソナタ全曲演奏会は、大成功を収めた。