共催公演
フェニックス・エヴォリューション・シリーズ
【公演延期】中恵菜 ヴィオラリサイタル ~ヒンデミットに思いを寄せて~
2020 8/5(水)
19:00開演
新型コロナウイルス感染症に伴う影響を踏まえ、公演を延期することにいたしました。振替公演の日時は現在調整中です。
今をときめく若手ヴィオリスト、中恵菜が届けるオール・ヒンデミット・プログラム
20世紀のドイツを代表する作曲家、そして巨匠ヴィオリストでもある、P.ヒンデミットはたくさんのヴィオラの作品を残しています。ヒンデミットの作品はヴィオラの魅力を余すところなく表現しており、ヴィオラの可能性を高めてくれた作曲家です。今回オール・ヒンデミット・プログラムに挑戦させて頂きますが、ヒンデミットは第一次世界大戦後、ロマン派から脱却し新即物主義を推進しました。新即物主義とは主観や感情を抑えて客観的・合理的に物事を捉えるドイツにおける芸術運動です。言葉にするのは難しいですが、例えて言うならば、昆虫が人間を観察しているような世界観のように私は感じます。ヴィオラはソロ楽器としてはそれほど知られていないかもしれませんが、実は人間の声に一番近いと言われている素晴らしい楽器です。中低音のヴィオラならではの美しい響きを、ヒンデミットのメッセージに乗せてみなさまにお届けできれば幸いです。
出演 | 中恵菜(ヴィオラ) 北端祥人(ピアノ) |
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曲目 | ▼ヒンデミット: |
座席 |
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料金 | 一般前売/¥2,500 (友の会会員/¥2,250) 一般当日/¥3,000 (友の会会員/¥2,700) 学生(大学生以下)前売/¥1,500 学生(大学生以下)当日/¥2,000 ※友の会割引はお一人様2枚まで |
発売日 | 2020年03月10日(火) |
主催 | フィリー企画 |
協賛 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
問い合わせ先 | フィリー企画 TEL:06-6850-0215 MAIL:philly-music@t.zaq.jp ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
出演者について
中恵菜(なか・めぐな/ヴィオラ)
京都市出身。4歳よりヴァイオリンを始め、ヴィオラを16歳より始め、21歳の時にヴィオラに転向。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、2016年第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、合わせて委嘱新作特別賞を受賞。第10回横浜国際音楽コンクールアンサンブル部門第1位、第12回ルーマニア国際音楽コンクール アンサンブル部門第1位、コカ・コーライーストジャパン賞を受賞。第4回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール第1位。第12回ミュージックアカデミー in みやざきにて講師特別賞、第26回リゾナーレ室内楽セミナーにて奨励賞を受賞。第37回霧島国際音楽祭にてクシシュトフ・ヤブウォンスキ氏と共演。また別府アルゲリッチ音楽祭にて、マルタ・アルゲリッチ氏と共演。出演霧島国際音楽祭賞、堤剛音楽監督賞を受賞。NHK FM 「リサイタル・ノヴァ」に出演。松尾学術振興財団より松尾音楽助成・奨励を受ける。これまでに、ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス、ヴィオラスペース、IMUSE Music Festival in Enghien、MMCJ、プロジェクトQ、霧島国際音楽祭、ミュージックアカデミー in みやざき等で研鑽を積む。また宮崎国際音楽祭、北九州国際音楽祭、十勝音楽祭ほか、多数出演。米国インディアナ大学現代日本音楽祭にて、石島正博氏のカルテット作品、およびUikyung Lee氏のヴィオラ無伴奏作品の初演を果たす。第5回次代へ伝えたい名曲 今井信子ヴィオラ・リサイタルにて、今井信子氏と共演。2019年度CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。これまでに、ヴァイオリンを久保良治、ヴィオラを佐々木亮の各氏に師事。室内楽を磯村和英、山崎伸子、原田幸一郎、堤剛、徳永二男、毛利伯郎、山口裕之の各氏に師事。2017年ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程に入学し、現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者である、ヴァルター・キュスナー氏の元で研鑽を積む。
北端祥人 (きたばた・よしと/ピアノ)
大阪府出身。2016年、第6回仙台国際音楽コンクール第3位のほか、第21回宝塚ベガ音楽コンクール第2位(2009年)、日本ショパンピアノコンクール第3位(2010年)、第7回神戸芸術センター記念ピアノコンクール第1位、リヨン国際ピアノコンクールセミファイナリストディプロマ(2015年)など、これまでに数多くの賞を受賞している。2018年、第9回リスト国際ピアノコンクール(ドイツ・ワイマール/バイロイト)においては、ドビュッシー作品の最も優れた解釈に対する特別賞を受賞した。京都市立芸術大学、同大学院を首席で修了した後渡独し、ハノーファー音楽演劇大学、ベルリン芸術大学大学院ソリスト科を経て、同大学院室内楽科を修了。ソリストとしてだけでなく、近年は室内楽奏者としての活動にも力を入れている。これまでに佐々木弘美、大川恵未、椋木裕子、上野真、マルクス・グローの各氏に師事。日本ショパン協会正会員。公式ツイッター:@batako_batakita