当日券は13:00より販売いたします。
主催公演
ティータイムコンサート
漆原朝子(ヴァイオリン)&今峰由香(ピアノ) デュオリサイタル
2019 12/13(金)
14:00開演
後期ロマン派から印象派へ。
名手たちが奏でる激変の時代の名曲たち。
東京藝術大学教授、ミュンヘン国立音楽大学教授の実力派二人が演奏するのは、滋味深いブラームス晩年の傑作ソナタをメインに、ドビュッシーの最後の作品、不思議な響きのするヤナーチェクのソナタなど、19世紀後半から20世紀前半にかけて作曲された作品たち。この時代はまさに激動の時代であり、ロマン主義の爛熟から世界大戦前夜にむけての頽廃が入り混じった混沌とした時代でした。そうした中だからこそ芸術は力強く新しく生まれ変わっていきます。時代の空気を感じながらヴィルトゥオーソたちの演奏をお楽しみください。
出演 | 漆原朝子(ヴァイオリン) 今峰由香(ピアノ)
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曲目 | ▼ラヴェル:ヴァイオリンソナタ 遺作 |
座席 |
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料金
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一般 ¥3,500 →友の会価格 ¥3,150 ※学生券は予定枚数に達したため販売を終了いたしました。
【年間通し券/全7公演】
【発売日】 |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
協力 | モロゾフ株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
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出演者について
漆原朝子(うるしはら・あさこ/ヴァイオリン)
日本を代表する国際的ヴァイオリニストの一人である漆原朝子は東京藝術大学附属高等学校在学中に第2回日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝並びに日本人作品最優秀演奏賞を受賞し、一躍内外の注目を集めた。東京藝術大学に入学した翌年、文化庁芸術家在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。ヴァイオリンを徳永二男氏、ドロシー・ディレイ女史らに師事。
これまでに、第4回アリオン賞(1987年)、モービル音楽賞奨励賞(1990年)などを受賞。また、CDも古典から現代前衛作品に至る、非常に広範なレパートリーを多数リリースしている。2008~09年にはベリー・スナイダー、ロータス・カルテットと共に『シューベルト:ヴァイオリン作品全集』をレコーディング。
近年では、ライフワークの一つでもある大作、エルガー:ヴァイオリン協奏曲を、指揮者ジョセフ・ウォルフと共に2013年広響定期、2015年群響定期・東毛定期、2017年兵庫芸術文化センター管弦楽団定期(三公演)で共演を続けており、兵庫での演奏はライヴレコーディングCDとしてリリースされて話題となり、各方面より高評を得ている。
姉 漆原啓子との共演で平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。
現在、東京藝術大学教授、大阪音楽大学特任教授。
今峰由香(いまみね・ゆか/ピアノ)
関西学院大学文学部卒業後、ミュンヘン国立音楽大学に入学し、1994年最優秀の成績で卒業。1996年同大学院マイスタークラス修了。さらに、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院で研鑽を積む。
1993年ドイツ・ドルトムントで行われたシューベルト国際コンクールで優勝。イタリア・カリアリでのエンノ・ポリーノ国際ピアノコンクール、スペインのハエン国際コンクールで入賞、1996年には、イタリアのアレッサンドロ・カサグランデ国際コンクールで第1位、1997年スイス・チューリッヒにおけるゲザ・アンダ国際コンクール第3位入賞など、数々の国際コンクールで成功を収める。
2002年、弱冠32歳の若さで、ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科教授に就任。その後、国際講習会の講師として招聘されるなど、後進の指導に力を注ぐ。
ドイツ音楽コンクールの審査員を勤めるなど、ヨーロッパを中心に多方面の活動を行っている。
坂弘子、宇野紀子、クラウス・シルデ、マルガリータ・へーエンリーダー、ミヒャエル・シェーファー、セルジョ・ペルティカローリの各氏に師事。