当日券は14:00から販売いたします。
主催公演
注目アーティスト
伊東信宏 企画・構成 土と挑発:郷古 廉&加藤洋之 デュオリサイタル
2019 10/26(土)
15:00開演
indigenous/provocative: Bartók, Janáček and others
郷古廉さんのヴァイオリンは、数年前に聴いて、そのスケールの大きさにすっかり魅せられ、いつか演奏をお願いしたいと思ってきました。一方で加藤洋之さんは10年ほども前からデュオや独奏で、このザ・フェニックスホールに大きな足跡を残して来られました。
その二人がコンビを組み、バルトークのソナタとバッハの無伴奏を納めたCDが出た時、私はこの組み合わせに快哉を叫びました。郷古さんはしなやかで、加藤さんは構築的で、でも二人ともちょっと剣豪のような迫力があります。彼らの演奏は土俗性に根ざし、作品を、聴き手を挑発します。CDのシリーズは、バッハの6曲とバルトークの3曲が揃って一段落しましたが、彼らは次のシリーズも計画中とのこと。今回のプログラムでは、これまでのレパートリーの中の選りすぐり(バルトークのソナタ第1番)と、そして新たに挑戦するプーランクやヤナーチェクを組み合わせた、目の覚めるような演奏が聴けそうです。今もっともワクワクさせる二人の演奏をお楽しみください。
伊東信宏(大阪大学教授/あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー)
出演 | 郷古 廉(ヴァイオリン) 加藤洋之(ピアノ) |
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曲目 | ▼ヤナーチェク:ヴァイオリンソナタ |
座席 |
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料金
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一般 ¥3,500 →友の会価格 ¥3,150
【発売日】 |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 サントリービバレッジソリューション株式会社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
備考 |
≪事前レクチャー企画≫ ▼日時/ 2019年9月1日(日) 14:00開演予定 ※「土と挑発」の演奏会チケットをご購入の方は無料です。<要申込み> ▼お申込み/ ザ・フェニックスホールチケットセンター
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出演者について
郷古 廉(ごうこ・すなお/ヴァイオリン)
2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリンコンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり。1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクール ジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。デビュー以来各地のオーケストラと共演。《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》でストラヴィンスキー作曲「兵士の物語」に出演したほか、《東京・春・音楽祭》にも招かれている。また2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組む。現在、ウィーンで研鑽を積みながら、ドイツ、フランス、スペインなどヨーロッパにおいても演奏機会を増やしている。これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。ジャン・ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコの各氏のマスタークラスを受ける。2017年11月にはEXTONレーベル第3弾となるバッハとバルトークの作品集をリリースした。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。
加藤洋之(かとう・ひろし/ピアノ)
東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学器楽科を卒業。学内で「安宅賞」を受賞する。 同大学院在学中の1990年にジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞後、ハンガリー国立リスト音楽院に留学し、イシュトヴァン・ラントシュ氏に師事、1996年よりケルンに移り、パヴェル・ギリロフ氏に師事した。1993年にルセ国際音楽祭でブルガリア国立放送響と協演した後、ブダペスト・フィル、スウェーデン・ヘルシンボリ響の定期公演への出演、 ハンガリー国立響、日本フィルなど内外のオーケストラと協演し、現在までドイツ各地や、 イタリア、スイス、オーストリア、ベルギー、スペイン、チェコなどでソリスト、室内楽奏者として多岐にわたる演奏活動を続けている。ウィーン・フィル第1コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏とは、1999年から現在まで、デュオ・パートナーとして国内外で数多くの公演を重ねてきた。2002年12月のウィグモア・ホール(ロンドン)でのコンサートは“The Times”紙上で絶賛された。 また、2010年6月にはウィーン芸術週間に出演、3日間に亘るベートーヴェンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」全曲演奏会がウィーン楽友協会において開催され、大成功を収めた。