当日券は14:00から販売いたします。

公演終了

主催公演

サンデー・クラシック・サロン ~若きベートーヴェンの肖像~

2018 10/28()

15:00開演

楽聖の楽壇デビュー当時に思いを馳せてみる

室内楽の新しい楽しみ方を提案するあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールの独自企画“サンデー・クラシック・サロン”。今回は“若きベートーヴェン”にスポットを当ててお届けいたします。ベートーヴェンは20代半ばでデビューし、本格的なキャリアをスタートさせました。30代に入って難聴がひどくなり、自殺を考える程に落ち込みますが、それを精神的に克服しながら次々と名曲を産み出していきます。このコンサートでは、デビュー間もない頃から難聴がひどくなる直前の時期の作品を取り上げ、それをこの時期のベートーヴェンと同年代の演奏家たちが演奏します。演奏前にはインタビューを行い、ベートーヴェンについて、また今回演奏する曲の解釈についてお話ししていただく予定です。古典様式に則りながらも独自の道を模索し、溌剌と意気揚々としていたベートーヴェンの意欲にあふれた作品を同年代の演奏家がどのように考え、どのようにアプローチするのかをお楽しみください。

出演

【第1部】
田原綾子(ヴィオラ)、石上真由子(ヴァイオリン)
笹沼 樹(チェロ)

 

【第2部】
長富 彩(ピアノ)

 

≪司会・進行≫
小室敬幸

曲目

【第1部】
ベートーヴェン:弦楽三重奏のためのセレナーデ ニ長調 作品8

 

【第2部】
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第3番 ハ長調 作品2-3
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」 作品13  (予定)

座席
  • 指定席
料金

一般 ¥3,000 →友の会価格 ¥2,700

学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取扱い)

*各種クレジットカード利用可

 

【発売日】

 友の会優先予約:2018年5月25日(金)

 E-PHX優先予約:2018年5月28日(月)

 一般発売   :2018年5月29日(火)

 

主催 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設株式会社
サントリービバレッジソリューション株式会社
問い合わせ先 ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

出演者について

田原綾子(たはら・あやこ/ヴィオラ)

第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第9回ルーマニア国際音楽コンクール全部門グランプリを受賞。読売日響、東京交響楽団、東京フィルなどと共演。JTが育てるアンサンブルシリーズ、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」、CHANEL Pygmalion Daysなどに出演、室内楽奏者としても著名なアーティストと多数共演している。これまでに橋本都恵、井上淑子、藤原浜雄、鈴木康浩、岡田伸夫の各氏に師事。現在はパリ・エコールノルマル音楽院で、ブルーノ・パスキエ氏から指導を受けている。2015年度宗次エンジェル基金奨学生、2015、2016年度ローム音楽財団奨学生、第47回江副記念財団奨学生。

 

 

石上真由子(いしがみ・まゆこ/ヴァイオリン)
5 歳からヴァイオリンを始め、8 歳の時にローマ国際音楽祭に招待される。日本音楽コンクールやルーマニア国際音楽コンクール、チェコ音楽コンクール、宗次エンジェルヴァイオリンコンクール、バルトークコンクールなど数々のコンクールで受賞。NHK FM「名曲リサイタル」や「リサイタル・ノヴァ」に出演。国内外で多数のオーケストラと共演している。ヨーロッパ各地でも演奏会に出演。ソロ活動と共に長岡京室内アンサンブルやアンサンブル九条山のメンバーとしても活躍している。森悠子氏らに師事。

 

 

 

 

笹沼樹(ささぬま・たつき/チェロ)
ARDミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門第3 位。ソロでは東京音楽コンクール第2 位、日本音楽コンクール入選。室内楽奏者としても横浜国際、ルーマニア国際、ザルツブルク=モーツァルト国際などのコンクールで優勝。桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業後、桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了、並びに学習院大学文学部卒業。現在、桐朋学園大学大学院に在籍中。2017年6 月に開催したリサイタルは天皇皇后両陛下をお迎えしての天覧公演となった。ヴァーツラフアダミーラ、古川展生、堤剛の各氏に師事。カルテット・アマービレ、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団のメンバー。

 

 

 

長富彩(ながとみ・あや/ピアノ)

東京音楽大学付属高校を特待生で卒業、ハンガリー国立音楽院に学んだ後、米国イリノイ州で開催したリサイタルが大きな反響を呼び、米国での演奏活動を開始。これまでに日本コロムビア㈱より3枚のアルバムをリリース。「レゾナンス~ホロヴィッツ・トリビュート」(日本コロムビア)、2016年12月にリリースしたオール・ベートーヴェンの作品集「Aya Nagatomi plays Beethoven」(テレビマンユニオン)がそれぞれ『レコード芸術』誌において特選盤に選出された。最新盤は小品集「Scenes – 12の情景 -」。現在、日本各地でのリサイタルに加えオーケストラとの協演、室内楽などの分野において精力的に活動。http://www.ayanagatomi.com/

 

 

小室敬幸(こむろ・たかゆき/司会・進行)
1986年生まれ、茨城県出身。東京音楽大学付属高校と同大学の作曲専攻を経て、同大学院の音楽学研究領域を修了(修士論文のテーマは、マイルス・デイヴィス)。これまでに作曲を池辺晋一郎氏らに師事。現在は大学教員兼音楽ライターとして、クラシック、現代音楽、ジャズ、映画音楽を題材にした記事や、インタビュー記事を様々な媒体に寄稿。様々なホールやオーケストラのために楽曲解説も執筆している。また、クラシック音楽専門のインターネットラジオ局OTTAVAでは、プレゼンター(ラジオDJ)として生放送も担当中。