※当日券は13:00より1階チケットセンターで配布いたします。
主催公演
Kansai Soloists & Ensembles
Osaka Guitar Summer 2017関連プロジェクト
福田進一とホセ・アントニオ・エスコバルによる
公開マスタークラス《1日目》・ギターアンサンブル公開ワークショップ
2017 8/26(土)
14:00開演
出演 | ●公開マスタークラス《1日目》 講師:福田進一 受講生:松島淳 受講曲 ▼C・ドメニコーニ:アナトリア民謡の主題による変奏曲
②15:10~16:00 講師:福田進一 受講生:山口莉奈 受講曲 ▼F・M=トローバ:ソナチネ 第3楽章
※公開マスタークラス2日目(8/27)のスケジュールはこちら。
●ギターアンサンブル公開ワークショップ 16:20~17:10 講師:岩崎慎一、益田展行、猪居謙 2nd/河口範夫、小判幸恵、渡邉安裕 3rd/加藤優佳、出口暁子、藤本百合江、宮下裕道 4th/髙島善彦、田川有理、松崎祐典 |
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座席 |
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料金 | 無料(要入場券) ※お一人様2枚までお申込みいただけます。 ※未就学児入場不可。 ※1枚の入場券で公開マスタークラス《1日目》と公開ワークショップ 両公演にご入場いただけます。 ※事前の受付は終了いたしました。入場ご希望の方は、当日窓口にてお申込みください。 |
発売日 | 2017年07月21日(金) |
主催 | あいおいニッセイ同和損害保険(株) あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
協賛 | 鹿島建設株式会社 現代ギター社 |
問い合わせ先 | ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
出演者について
公開マスタークラス講師 |
福田進一(ふくだ・しんいち/ギター)
大阪生まれ。11歳よりギターを始める。1977年に渡欧、パリ・エコールノルマル音楽院を首席で卒業。イタリア・キジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事。81年パリ国際ギターコンクールで優勝。8年間のパリ留学を経て帰国。以後35年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、ウルグアイのギタリストE・フェルナンデスとのデュオをはじめとする超一流ソリストとの共演など、国際的な演奏活動を続けている。既に世界数十カ国の主要都市でリサイタルを行い、バロックや19世紀ギター音楽の再発見から現代作品まで、幅広いレパートリーと、ボーダーレスな音楽への姿勢は世界の音楽ファンを魅了している。近年では、バッハ「チェロ組曲全曲演奏会」や「リュート組曲全曲演奏会」など、新たな挑戦を続けている。
ディスコグラフィーは、既に80タイトルを超える。
スペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲」が平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。2014年より、NAXOSレコードより「日本のギター作品集」シリーズをワールドワイドでスタート。15年には荘村清志との初共演盤となる「DUO」(日本コロムビア)がリリース。
11年よりバッハ・シリーズを始動。チェロ組曲やヴァイオリンパルティータ等を自身により編曲し、全集の録音を目指している。
16年は、芥川賞受賞者平野啓一郎の小説とのタイアップCD「マチネの終わりに」(日本コロムビア)、「日本のギター作品集第3集」(NAXOS)など5タイトルがリリースされた。
教育活動にも力を注ぎ、その門下から鈴木大介、村治佳織、大萩康司ら、ギター界の実力派スターたちを輩出。それに続く若手たちにも強い影響を与えている。
現在は、ヨーロッパや南米など世界各国の音楽大学でマスタークラスを持ち、上海音楽院(中国)、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学において客員教授を務めている。
平成19年度、日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により、外務大臣表彰を受賞。平成23年度 第62回芸術選奨文部科学大臣賞をギタリストとして初めて受賞した。
ギターアンサンブル公開ワークショップ講師 |
岩崎慎一(いわさき・しんいち/ギター)
ギターを松山豊樹、木村英明、藤井敬吾の各氏に師事。1993年スペインへ渡り、ホセ・ルイス・ゴンサレス氏に師事。また、井上幸治、フェルナンド・ロドリゲスの両氏にも学ぶ。ソロ活動のほか、バレンシア交響楽団ヴィオラ奏者トライアン・イオネスク氏と共に“デュオ・アルペジオーネ”を結成するなど、2001年に帰国までの間、スペイン各地において多数のコンサートや録音などを行う。第23回クラシカルギターコンクール、ホセ・ルイス・ゴンサレス国際ギターコンクール優勝。そのほか、第43回マリア・カナルス国際ギターコンクール、アンドレス・セゴビア国際ギターコンクールなどのコンクールに入賞。現在関西を拠点にコンサート、教授活動を行っている。
益田展行(ますだ・のりゆき/ギター)
ギターを益田洋一、佐々木忠、H・ケッペル、T・ツァビエルハ各氏に師事。ドイツ学術交流会より奨学金を得てドイツに渡り、ケルン音楽大学アーヘン校・演奏家課程、ケルン音楽大学・修士課程を卒業。その後、フランツ・リスト音楽大学で研鑽を積む。在学中に3期にわたり(財)野村財団より奨学金を授与される。東京国際ギターコンクールをはじめハインスベルク国際、フォルム・ウィーン国際、パリ・アントニー国際など内外の15の国際コンクールにおいて上位入賞を果たす。2016年1月にリリースした「plays Bach バッハ作品集」は「衝撃的なデビュー作」(現代ギター誌) と評され、レコード芸術誌特選盤に選ばれている。
猪居 謙(いのい・けん/ギター)
ギターを猪居信之、福田進一、T・ミュラー=ペリング各氏に師事。ピアノ、ソルフェージュを勝間恵子氏に師事。2013年国立フランツ・リスト音楽大学卒業、翌年同大学院修士課程修了。15年、キジアーナ音楽院にて最優秀ディプロマを取得。第31回ギター音楽大賞グランプリ(第1位)、第9回J・K・メルツ国際ギターコンクール第2位(1位無し)、第2回台湾国際ギターコンクール第2位など数多くの国内外のコンクールで受賞している。15年にリリースしたデビューアルバム「ソナタ・ジョコーサ」はレコード芸術誌で特選盤に選ばれた。現在、関西を中心に積極的に演奏活動を行っている。また、講師として後進の指導にもあたっている。