当日券は17:00より販売いたします。
共催公演
フェニックス・エヴォリューション・シリーズ
ウルトラ・ピアノデュオ
88×88=田中正也×佐藤卓史
「宙で生まれる響きのスペクタクル」
2017 1/21(土)
18:00開演
全く異なる音楽的土壌から生み出された両極の個性を持つ2人のピアニスト、田中正也と佐藤卓史が繰り広げる「宙で生まれる響きのスペクタクル」は、ホール1階席のセンターに舞台を設定し、客席からの距離を限りなく近くし、聴くことに視覚的なエフェクトを加えたコンサートです。「2台ピアノで描く20世紀の多彩な響き」に焦点を絞ったプログラムを、2人の対話をはさんで進行していきます。とりわけ、デュティユー作曲「響きの形」には、ユニークな演奏法が出てきます。視覚的にも、聴覚的にも感動を生む必聴の一曲です。プロコフィエフをライフワークとする田中正也と、シューベルトを生涯の友とする佐藤卓史。異質な2人が宙で劇的な化学反応を起こし、新たな音世界を形成する瞬間をあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールの空間で共有していただきたいと思います。
*座席表はこちらをご覧ください。
出演 | 田中正也、佐藤卓史(以上ピアノ) |
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曲目 | ▼アルチュニアン、ババジャニアン:アルメニア狂詩曲 |
座席 |
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料金
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一般/S席 ¥4,000 →友の会価格 ¥3,600 一般/A席 ¥3,500 →友の会価格 ¥3,150 一般/B席 ¥2,500 →友の会価格 ¥2,250 学生 ¥1,500
*座席表はこちらをご覧ください。 |
主催 | 田中正也×佐藤卓史 ウルトラ・ピアノデュオ事務局 |
協賛 | あいおいニッセイ同和損害保険(株) あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール |
問い合わせ先 | 田中正也×佐藤卓史 ウルトラ・ピアノデュオ事務局 080-6205-8285 (關谷) studioprestissimo@yahoo.co.jp ザ・フェニックスホール チケットセンター 06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業) |
出演者について
田中正也×佐藤卓史 ウルトラ・ピアノデュオ
2005年3月ポーランド・ワルシャワでのスメンジャンカ女史のマスタークラスにて、モスクワ音楽院大学院在学中の田中正也と東京芸術大学在学中の佐藤卓史は、お互いの演奏を知る事となる。音楽教育の土壌を異にし、生来の性格や音楽的特質も正反対の二人が、5年後の2010年6月、兵庫県三木市文化会館・クラシック友の会主催“第51回”コンサートにて、デュオデビュー。2011年カントゥ国際ピアノコンチェルトコンクールにて、古典派部門で佐藤卓史が、ロマン派部門で田中正也が、同時に第1位に輝くという奇跡的快挙の後、さらに刺激し合い、名古屋・東京・広島・大阪・秋田・千葉など各地に招かれ、デュオ演奏会を重ねていく。宗次ホール(名古屋市)での「田中正也×佐藤卓史 超絶プレミアムデュオが贈る♪楽しいおしゃべりコンサート♪」は、演奏だけでなく二人の絶妙なトークも人気となり、2011年より継続開催されている。佐藤卓史編曲によるオリジナルレパートリーも幅広く、更なる活躍が期待されているデュオである。2015年 12月にCD「鐘〜ロシア〜ピアノ・デュオの世界 田中正也&佐藤卓史」がナミ・レコードよりリリースされ、2016年「レコード芸術」(音楽之友社)2月号で特選盤となる。
田中正也(たなか・まさや/ピアノ)
福岡市生まれ。3歳よりスズキメソードでピアノを始め、15歳で単身モスクワへ。モスクワ音楽院ピアノ科本科を金賞で卒業。ロームミュージックファンデ―ションより奨学金を得て同大学院を卒業。ネルセシアン、ヴォスクレセンスキーの両氏に師事。スクリャービン国際ピアノコンクール(仏)優勝・審査員特別賞、カントゥ国際ピアノコンクール(伊)第一位・リスト特別賞、バラキレフ国際ピアノコンクール(露)第二位、プロコフィエフ国際ピアノコンクール(露)入賞、ほか多数を受賞。繊細かつ大胆な独自の感性を持つ大器として高く評価されており、「田中正也プロコフィエフピアノ曲全曲演奏シリーズ」をはじめ、モスクワでのプロコフィエフ・メモリアルコンサートや在日ロシア連邦大使館でのリサイタルなど、国内外で活躍。国立サンクトペテルブルグ カペラ響、サマーラ国立響、九州響などと協演を重ねている。室内楽にも積極的に取り組み、ロシア音楽を軸としたレクチャーコンサートや音楽誌への執筆も手掛ける。近年レコーディングを活発に行い「レコード芸術」などで絶賛される。大阪芸術大学演奏学科講師。
佐藤卓史(さとう・たかし/ピアノ)
秋田市生まれ。高校在学中に日本音楽コンクールで第一位となる。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファー音楽演劇大学ならびにウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。その間、2007年シューベルト国際コンクール第一位、10年エリザベート王妃国際コンクール入賞、11年カントゥ国際コンクール第一位など多数受賞。ソリストとしてN響、東響、日本フィル、大阪響、ベルギー国立管など内外の楽団に客演する傍ら、室内楽奏者としても国際的に活躍し、カール・ライスター、堀米ゆず子、渡辺玲子、神尾真由子をはじめとする著名奏者と共演。佐藤俊介との共演で文化庁芸術祭大賞に輝いたCD『グリーグ:ヴァイオリンソナタ集』をはじめ、数々の録音も高く評価されている。2014年よりシューベルトのピアノ曲全曲演奏プロジェクト『佐藤卓史シューベルトツィクルス』を開始。実力派ピアニストとして注目を集めている。 公式HP:www.takashi-sato.jp