■18:45~プレトーク/伊東信宏氏

公演終了

主催公演

注目アーティスト

伊東信宏 プロデュース
パトリツィア・コパチンスカヤ
ヴァイオリンリサイタル

2014 6/11()

19:00開演

「無慈悲な天使」と「心優しい悪魔」が同居。
「音楽の根っこ」を思い出させてくれる演奏

出演

パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

曲目

C・P・E・バッハ:幻想曲 嬰ヘ短調 Wq80
シマノフスキ:神話 作品30 1.アレトューザの泉 2.ナレシス 3.ドリアードとパン
シェーンベルク:幻想曲 作品47
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品80

料金
公演終了

¥5,000 →友の会価格 ¥4,500
学生 ¥1,500(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取り扱い)

<各種クレジットカード利用可>


主催 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設(株)
助成 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
問い合わせ先 ザ・フェニックスホールチケットセンター
備考

 パトリツィア・コパチンスカヤは、同じ時代に生まれあわせて幸せだった、と思わせてくれる数少ない音楽家の一人です。彼女が弾くヴァイオリンは、限りなく優しくもなれるし、思いもかけぬほど残酷にもなれます。ヴァイオリンという楽器が、そして音楽という営みが、かつて持っていたはずのいかがわしさと崇高さの両面を、この天使のような女性が奏でることの驚きは、何度聴いても薄れません。ロシアのピアノ藝術の伝統を現代に伝えるコンスタンチン・リフシッツとの共演を是非ご期待ください。

企画・構成 伊東信宏(大阪大学教授=音楽学)

 

出演者について

パトリツィア・コパチンスカヤ(Patricia Kopatchinskaja/ヴァイオリン)
1977年モルドヴァ生まれ。ウィーン国立音楽大学とベルン音楽院でヴァイオリンと作曲を学ぶ。2001年にクレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞を受賞し、翌年にはM・ヤンソンス指揮ウィーン・フィルと共演。ほかにもベルリン・ドイツ響、マーラー・チェンバー・オーケストラ、フランス国立管などのソリストに招かれ、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン・フェスティバル、ウィーン芸術週間に出演。通常レパートリーから現代曲まで自由奔放な取り組みと演奏をみせ、F・サイやO・ツィーカンらが彼女に楽曲を献呈した。

パトリツィア・コパチンスカヤさんのオフィシャルサイトはこちら(すべて英語表記)

 

インタビューはこちら(Prime Interview

 

 

 

コンスタンチン・リフシッツ(Konstantin Lifschitz/ピアノ)
ウクライナ生まれ。5歳で名門グネシン特別音楽学校に入学、13歳で初リサイタルを行った。90年に国内外での演奏活動を開始。スピヴァコフに認められ、モスクワ・ヴィルトゥーゾの演奏会と、1991年の日本ツアーにソリストとして参加した。その後もテミルカーノフ指揮サンクトペテルブルクフィル、ロストロポーヴィチ指揮シカゴ響などと共演。リサイタルや世界主要オーケストラとの演奏活動を重ねる一方、クレーメル、ヴェンゲーロフ、コパチンスカヤ、マイスキーなどと共演している。