公演終了

共催公演

フェニックス・エヴォリューション・シリーズ

Baroque-Neo-Baroque バロック・ネオ・バロック

2013 7/3()

19:00~21:00開演

バロック音楽と、古楽に精通したアルゼンチン人作曲家によるネオ・バロック音楽を組み合わせた個性あふれるコンサート。バロックとネオ・バロックのコントラストと融合をお楽しみください。

出演

Salus per Musicam
パブロ・エスカンデ(作曲、チェンバロ)、森本英希(フルート)、ヤンネ舘野、大内山薫(以上ヴァイオリン)、細川泉(ヴィオラ)、五味敬子(チェロ)、長谷川順子(コントラバス)、三橋桜子(チェンバロ)

曲目

A・ヴィヴァルディ:フルート協奏曲「海の嵐」
P・エスカンデ:チェンバロのためのパルティータより 序曲/間奏曲/ジーグ
G・Ph・テレマン:ガリバー組曲
P・エスカンデ:チェンバロ協奏曲「山のむこう」
W・F/C・P・E/J・Ch・バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ短調
P・エスカンデ:フルート協奏曲「アルゼンチン人の肖像」

料金
公演終了

一般前売 ¥2,500 →友の会価格 ¥2,250
一般当日 ¥3,000 →友の会価格 ¥2,700

 

主催 Salus per Musicam
協賛 あいおいニッセイ同和損保
問い合わせ先 アートライフみつはし 075-752-3814
al-3hasi@muse.ocn.ne.jp
備考

Baroque-Neo-Baroqueは、バロック音楽とネオ・バロック音楽を組み合わせた個性あふれるコンサートです。バロック時代の作品に加え、古楽に精通したアルゼンチン人作曲家パブロ・エスカンデによる作品を、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーをこなす音楽家たちが演奏します。エスカンデの作品には舞踏のリズム、対位法、コントラストの強調、レトリック、様式感などが使われている点がバロック音楽と共通しています。バロック音楽がお好きな方にも、バロック音楽に馴染みのない方にも楽しんで頂ける、変化に富んだ特別なプログラムです。
グループ名のSalus per Musicam(サルス ペル ムジカム)とは、ラテン語で”音楽が元気を与えてくれる”という意味です。このコンサートを通して、聴衆の皆様に元気をお届けできたら嬉しく思います。

出演者について

この新しいプロジェクト「Baroque-Neo-Baroque」のために特別に集まった演奏家たちによるグループSalus per Musicamが結成されました。

パブロ・エスカンデ (Pablo Escande /作曲、チェンバロ)
ブエノスアイレスの音楽院でピアノを学び、ディプロマを取得。オランダでチェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音をJ・オッホに、作曲をR・レイナに師事。オランダ、オーストラリア、アメリカ、スペイン、日本ほか各国から委嘱を受け、様々なジャンルの作品を作曲している。2007年アメリカアリエノール作曲コンクールにて名誉賞を受賞。

森本英希 (もりもと・ひでき/フルート)
京都市立芸術大学卒業。テレマン室内オーケストラフルート奏者、ムラマツフルートレッスンセンター講師、アンサンブル・リュネットのメンバー。古楽器奏者としてもコレギウム・ムジクム・テレマンのCD録音(日本コロムビア、ナミレコード)、ライプツィヒバッハフェスティバル2003などを含む多数の演奏に参加している。

ヤンネ舘野 (やんね・たての/ヴァイオリン)
ヘルシンキ音楽院でシルッカ・クーラー、米ルーズヴェルト大学シカゴ芸術学院で森悠子の両氏に師事。現在ヘルシンキを拠点とする、ラ・テンペスタ室内管弦楽団のコンサートマスター、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、森悠子氏主宰長岡京室内アンサンブルでの出演など幅広い活動を展開。2011年東京文化会館でのデビューリサイタルは音楽誌にて高評を得る。

大内山薫 (おおうちやま・かおる/ヴァイオリン)
京都市立芸術大学を経て同大学院を大学院賞を得て修了。仏シャンゼリゼ管弦楽団よりスカラシップを受け古楽音楽祭Festival de Saintesに参加。オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学し、ディプロマを取得。ヴァイオリンを長谷川孝一、石川誠子、久合田緑、バロックヴァイオリンを寺神戸亮の各氏に師事。レ・ボレアード、クラシカルプレイヤーズ東京(CPT)メンバー。

細川泉 (ほそかわ・いずみ/ヴィオラ)
京都市立芸術大学大学院修了。京都フランス音楽アカデミーで、ジェラール・プーレ、ジャン=ピエール・ヴァレーズの両氏のマスタークラスを受講。関西日仏学館とシャンゼリゼ管弦楽団の共同奨学金を得て、サント・ヨーロッパ古楽アカデミーに参加。 ヴァイオリンを森悠子、ヴィオラを山本由美子の両氏に師事。

五味敬子 (ごみ・けいこ/チェロ)
京都市立音楽高校を経て京都市立芸術大学を首席で卒業。音楽学部賞及び京都音楽協会賞を受賞。京都フランスアカデミー(FUJI TV KBK)より奨学金を得て渡仏。現在パリで、モダンチェロの他にもバロックチェロ、古典ロマン派音楽のオリジナル楽器で演奏など幅広く活動。上村昇、雨田一孝、O・チャバ、D・シンプソン、岸邊百百雄、W・ヤーン、森悠子の各氏に師事。

長谷川順子 (はせがわ・じゅんこ/コントラバス)
相愛大学卒業。米ルーズヴェルト大学シカゴ芸術学院に留学。相愛大学音楽学部非常勤講師。大阪チェンバーオーケストラ、長岡京室内アンサンブル、いずみシンフォニエッタ大阪、神戸市室内合奏団、タンゴグループTangueros Articos、なにはの梅組メンバー。古楽音楽から現代音楽、タンゴと広く活動をしている。

三橋桜子  (みつはし・さくらこ/チェンバロ)
東京都立芸術高校ピアノ科を経て東京芸術大学器楽科チェンバロ専攻卒業。オランダのユトレヒト音楽院に留学し、ディプロマを取得。チェンバロを鈴木雅明、S・ヘンストラ、P・アンタイ、A・ジルベライシュ、通奏低音を多田逸郎、小島芳子の各氏に師事。ブルージュ国際古楽コンクール、セミファイナリスト受賞。京都・青山音楽賞受賞。