発売中

主催公演

レクチャーコンサート

伊東信宏 企画・構成 レクチャーコンサート
クルターグ・テント 『遊び』をめぐって

2017 2/26()

16:00開演

クルターグ3人改定

ジェルジ・クルターグは、1926年にルーマニアのハンガリー語を母語とするユダヤ系の家庭に生まれました。ほとんど誰に聴かれることも期待していないような、寡黙で、静謐で、それでいて苛烈な音楽は、多くの人を惹き付け続けています。
今回の演奏会では、北住淳さんと姫野真紀さんのお二人に、クルターグが日記のように書き付け続けた『遊び』という作品集を中心とする曲を演奏してもらい、作品へのアプローチについてお話していただきます。(伊東信宏)

 

(終了しました)「入門編  ジェルジ・クルターグの世界への誘い」参加者募集!

公演に先駆け、2017年1月13日(金)に「入門編 ジェルジ・クルターグの世界への誘い」を開催。
企画・構成の伊東信宏氏が、楽譜が読めない方にもお楽しみいただけるようクルターグの魅力をたっぷりとお話いたします。参加費無料!ふるってご参加ください。

 >>詳細はこちら

出演

伊東信宏(進行役:大阪大学教授)

北住淳(ピアノ)

姫野真紀(ピアノ)

曲目

▼ジェルジ・クルターグ:『遊び』より
「常動曲」「手のひらで」「はずしても構わない」「花は人・・・」「散歩」「よたよた」「退屈して」「ウシガエル」「チャイコフスキー」「パガニーニ」「知性は自由にする」「影ふみ」「私の愛は」

連弾曲 同じく『遊び』より「ヴェルディ」「めぐる歌-さえずり」「霧のカノン」「神の子羊」「シャールケジ」「ストラヴィンスキー」 ほか

座席
  • 指定席
料金
発売中

一般 ¥3,000 →友の会価格 ¥2,700

学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取扱い)

*各種クレジットカード利用可

発売日 ●友の会優先予約:2016年9月16日(金)    ●E-PHX優先予約:2016年9月20日(火)    ●一般発売:2016年9月21日(水)
主催 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設(株)
問い合わせ先 ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

出演者について

ジェルジ・クルターグは、1926年にルーマニアの地方都市に、ハンガリー語を母語とするユダヤ系の家族のもとに生まれました。ほとんど誰に聴かれることも期待していないような、寡黙で、静謐で、それでいて苛烈な音楽は、単なる進歩とか技法の流行などを超えて、多くの人を惹き付け、今では彼は存命中で最も重要な作曲家の一人に数えられています。『遊び』というピアノのための作品集は、そんなクルターグが日記のように書き続けていたものです。

たとえばドレミファソラシの7つの音がそれぞれ1回しか出てこない曲があります。ただし、それらの音は、様々な音域、様々なニュアンス、様々な長さで奏されねばならないので演奏はとても難しく、音楽のエッセンスを指し示してくれます。

今回の演奏会では、ブダペストでクルターグの室内楽のレッスンも受けられた北住淳さんと、パートナーであり優れたピアニストである姫野真紀さんに、このクルターグの『遊び』を中心とする作品を取り上げて演奏していただき、作品へのアプローチについてお話していただきます。

伊東信宏(大阪大学教授、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー)

 

 

 

北住淳北住淳 (きたずみ・あつし/ピアノ)
三重県立津高等学校、東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。ハンガリー国立リスト音楽院に留学。帰国後、愛知県立芸術大学大学院修了。八重口敬子、福井直俊、伊達純、ペーター・ショイモシュ、宇都宮淑子の各氏に師事。第1回マルサラ国際ピアノコンクール、第36回ヴィオッティ国際コンクールでディプロム受賞。津市文化奨励賞、三重県文化奨励賞受賞。1986年より現在までピアニスト、鍵盤楽器奏者、通奏低音奏者として多くのコンサートに出演。独奏リサイタル(津・四日市・名古屋・久留米)、協奏曲ソリスト、室内楽、声楽・合唱ピアニストなど、幅広い演奏活動をおこなっている。「トリオ・ミンストレル」ピアニスト。また、レクチャー講師、コンクール審査員などをつとめる。1993年より、愛知県立芸術大学音楽学部で後進の指導にあたっており、現在同大学教授。

 

 

 

姫野写真2姫野真紀 (ひめの・まき/ピアノ)
奈良市出身。京都市立芸術大学を卒業、同大学大学院修了。在学中よりソロ、室内楽の演奏活動をおこなう。Holland Music Sessions、京都フランスアカデミー、浜松国際ピアノアカデミーなどに参加。日本演奏連盟主催によるリサイタルをいずみホールで開催。また、大阪ザ・フェニックスホールのエヴォリューションシリーズに選ばれ、コンサート「東欧幻想」を開催。岡田加津子、くりもとようこ、櫻井ゆかり各氏の作曲作品展で新作初演をおこなう。ソロ・リサイタルのほか、「1コイン・コンサート」、美術作品とのコラボレーション「聴くかたち 見える音」などのコンサートを開催。2015年「東京・春・音楽祭」でヤナーチェク作品を演奏。アンサンブル奏者として、多治見少年少女合唱団ほかの合唱ピアニスト、京都フランスアカデミー、いこま音楽祭などの講習会伴奏、弦楽器・管楽器のリサイタル共演者をつとめるなど、幅広い活動をおこなっている。柴田翠、岩淵洋子、古川五己、田原富子、阿部裕之、小坂圭太、北住淳、松村英臣の各氏に師事。

 

 

 

伊東信宏伊東信宏 (いとう・のぶひろ/進行役:大阪大学教授)
1960年京都生まれ。大阪大学文学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。リスト音楽院、ハンガリー科学アカデミー音楽学研究所などに留学。93年より大阪教育大学助教授、2004年より大阪大学文学研究科助教授、07年より同准教授、10年より同教授。文学博士(大阪大学)。主な著書に『バルトーク』(中公新書、1997年、吉田秀和賞受賞)、『ハイドンのエステルハージ・ソナタを読む』(春秋社、2003年)。『中東欧音楽の回路 ― ロマ・クレズマー・20世紀の前衛』(岩波書店、2009年、サントリー学芸賞、木村重信民族藝術学会賞受賞)。共訳書にB・バルトーク著『ハンガリー民謡』(間宮芳生と共訳、全音楽譜、1995年)。論文に「シャガールのヌーシュ叔父さんはどんなヴァイオリンを弾いたか」(『ExMusica』第4号、2001年)、「民族の音楽/音楽の民族:コダーイ、クンデラ、そしてモルドヴァのファンファーラ」(大津留厚編『近代ヨーロッパの探求:民族』、ミネルヴァ書房、2003年)。主な研究テーマは、中・東欧の音楽全般に関する歴史的研究。20世紀ハンガリーの作曲家バルトークの作品に関する研究のほか、ハンガリーやルーマニアの民俗音楽、大衆音楽、旧ハプスブルク帝国史の中でのオペレッタや、ハイドンの作品についても調査・研究を行っている。ザ・フェニックスホールでは2002年度からレクチャーコンサートシリーズの企画・構成を担当。これまでに「ピアノはいつピアノになったか?」(2002年度~04年度 全8回)をはじめ、大阪・いずみホールの専属楽団「いずみシンフォニエッタ大阪」の定期公演とも連携した「20世紀音楽」(2006年度~08年度 全6回)など、合計25公演に携わっている。2011年4月からあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー。