当日券は18:0より販売いたします。

公演終了

主催公演

Kansai Soloists & Ensembles

Osaka Guitar Summer 2016 <福田進一と仲間たち vol.7>
福田進一&ジェレミー・ジューヴ ジョイントリサイタル

2016 8/27()

19:00開演

fukuda yoko

jeremy yoko

(C)Thomas Baltes

際立つ技巧、ポピュラーや現代作品も手掛けるパリの新鋭を迎え贈る、真夏の祭典。

 

マエストロ福田のプロデュースする真夏のギター祭典。7回目のゲストは、フランスのジェレミー・ジューヴ。パリ・エコール・ノルマル音楽院の後輩で、共に名教師アルベルト・ポンセで学んだ。米国GFAコンクールを制覇、クラシックはもちろんポピュラー、民族音楽の分野でも活躍するマルチプレーヤー。今年が没後20年の武満作品や、タレガの難曲でそれぞれ舞台をシェア。ソル作品では、「同門」ならではのデュオを披露する。

 

 ※関連事業「福田進一&ジェレミー・ジューヴによる公開マスタークラスと受講生修了コンサート」についてはこちらをご覧ください。

 

出演

福田進一、ジェレミー・ジューヴ(以上ギター)

曲目

〈ソロ/ジュレミー・ジューヴ〉
▼M・デュプレッシー:夜想曲 (ノクターン)第1番、フェルメールの迷宮(世界初演)
▼武満徹:森の中で
▼レノン&マッカートニー(武満徹編):イエスタディ(ギターのための12の歌より)
▼H・アーレン(武満徹編):オーバー・ザ・レインボー(ギターのための12の歌より)
▼J・コズマ〜(武満徹編):失われた恋(ギターのための12の歌より)
▼M・デュプレッシー:ウランバートル 

〈ソロ/福田進一〉
▼F・タレガ:ヴェルディ「椿姫」による幻想曲(1903 / W・レッキー医師のための改訂版)
▼L・ブローウェル:ソナタ第5番「アルス・コンビナトリア/結合術」(2012-13 / ジュリアン・ブリーム委嘱作品 / 日本初演)

〈デュオ/ジェレミー・ジューヴ&福田進一〉
▼F・ソル:幻想曲「二人の友」作品41 (予定)

座席
  • 指定席
料金

一般 ¥4,000 →友の会価格 ¥3,600

学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取扱い)

*各種クレジットカード利用可

発売日 2016年03月08日(火)
主催 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 
あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
協賛 鹿島建設(株)
問い合わせ先 ザ・フェニックスホール チケットセンター
06-6363-7999 (平日10:00~17:00 / 土日祝 休業)
備考

出演者について

fukuda yoko

福田進一(ふくだ・しんいち/ギター)

大阪生まれ。パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクール優勝。デュトワ指揮N響をはじめ内外の主要オーケストラと数多く共演。今世紀に入り、既に世界20カ国以上に招かれリサイタルを開催し世界的な評価を獲得、2008年には福田進一に献呈されたブローウェルの協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」をライン州立響と世界初演、引き続き作曲家自身の指揮によりコルドバ管弦楽団(スペイン)、サンパウロ交響楽団(ブラジル)により再演され大成功を収めた。日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により、平成19年度外務大臣表彰を受ける。教育活動にも力を注ぎ、門下からは鈴木大介、村治佳織、大萩康司といったギター界の実力派スターたちを輩出している。発表したCDは既に70枚を超え「セビリア風幻想曲」は平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。代表作は「福田進一 アランフェス協奏曲」(共演:飯森範親指揮ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団)、「オダリスクの踊り」「エチュード・ブリランテ」「タレガの作品集」「J・S・バッハ作品集1、2、3」、「ブエノスアイレスの冬~tribute to A. Piazzolla」。2013年にはナクソスレコードより「武満徹作品集」がワールドワイドでリリースされた。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽院(中国)、大阪音楽大学客員教授。東京国際及びアレッサンドリア国際ギターコンクール審査員。

 

 

jeremy yoko

(C)Thomas Baltes

 

ジェレミー・ジューヴ (Jérémy Jouve/ギター)

1979年フランス生まれ。13歳でグルノーブル音楽院の一等賞を獲得。その後エリック・フランセリーの教えを受けた。18歳からパリのエコール・ノルマル音楽院でアルベルト・ポンセに師事。パリ国立高等音楽院でローラン・ディアンスの生徒となり、ギターと室内楽を修め、上級課程でも学ぶ。2002年ポーランドのティヒ国際コンクール制覇。翌03年メキシコで開かれたGFA国際コンクールで優勝。04-05年に米国、カナダ、メキシコをツアーし40回ものリサイタルを重ねた。モスクワ音楽院のホールやドイツのイザローン音楽祭、フランス・モンペリエ音楽祭、ポーランドのサノク・ギターフェスティバルの舞台などに出演。欧米のほかアジアでも出演が増えている。クラシック音楽の様々な作曲家の手稿譜研究を重ね、作品構造を踏まえた理知的な解釈と圧倒的な技巧に定評がある。ジャズやインド古典音楽、現代音楽にも関心を寄せ、様々なグループのエレキギター奏者としても活躍、優れた室内楽奏者でもある。CDはナクソスから「ギターリサイタル」、「ロドリーゴ:ギター作品集1 & 2」(以上、ナクソス)をリリース。最新アルバムはユニークな作風で世界的に注目される異色のアーティスト、マティアス・デュプレッシーの作品集「Cavalcade」(Absilone)。