注目アーティスト2011年度公演

2011年12月23日(金)14:00開演  公演終了

伊東信宏 企画・構成
加藤洋之 ピアノリサイタル


ウィーンフィル・メンバーの信頼厚い実力派
ベートーヴェンの大作に挑戦

加藤は東京出身。ハンガリーのリスト音楽院に学び、現在は日欧を往復し、活動を広げている。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスター、ライナー・キュッヒルと10年以上共演を重ね、キュッヒルから絶大な信頼を得ている。今回が関西でのリサイタルデビューとなる。
  • 託児サービス
座席 全席指定   出演者  
料金

一般 ¥3,000 →友の会価格 ¥2,700

学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取り扱い)

<各種クレジットカード利用可>


Pコード:144-179 Lコード:55958
  • あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールチケットセンター
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  • 出演 加藤洋之(ピアノ)
     
    曲目 ウェーベルン:ピアノのための変奏曲op.27
    ブラームス:4つの小品op.119
    バルトーク:チーク地方の3つの民謡
    バルトーク:ピアノソナタ
    ベートーヴェン:ソナタ第29番変ロ長調op.106「ハンマークラヴィーア」

     加藤洋之さんのピアノを初めて聴いたのは、ウィーンフィルのコンサートマスター、キュッヒルの共演者としてでした。そのときはたしかベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを演奏されていて、その骨太の構成力にすっかり驚かされた覚えがあります。繊細さや音色の妙が得意、とされる日本の演奏家にもこんな人がいるのだと、強烈に印象づけられた記憶があります。
     そのこともあって、数年前にザ・フェニックスホールで企画した演奏会に、谷本華子さんとの組み合わせで出演していただいたことがありました。このときのエネスクのソナタも、とてもおどろおどろしい、入魂の演奏で忘れられないものでした。
     その加藤さんによるバルトーク(彼は加藤さんも学ばれたリスト音楽院のピアノ科教授でした)とベートーヴェンという組み合わせでプログラムを組んでいただけませんか、とお願いし、今回のリサイタルが実現しました。大阪での初ソロ・リサイタル。この稀有のピアニストの音楽をお聴き下さい。 

    伊東信宏(大阪大学教授=音楽学・2011年4月1日よりザ・フェニックスホール音楽アドバイザー就任)

     加藤洋之(かとうひろし)
    東京藝術大学附属音楽高等学校を経て同大学器楽科を卒業。在学中に「安宅賞」を受賞し、日本音楽コンクールに入選。1990年よりハンガリー国立リスト音楽院に留学し、イシュトヴァン・ラントシュ氏に師事した。同年ジュネーヴ国際音楽コンクールに第3位入賞後、本格的な演奏活動が始まる。93年のルセ国際音楽祭に招待されブルガリア国立放送響と協演した後、ブダペスト・フィルやヘルシンボリ響(スウェーデン)の定期公演への出演、ハンガリー国立響をはじめとする内外のオーケストラとの協演を重ね、また東欧各地においてリサイタル、放送への出演等の演奏活動を行った。96年ドイツのケルンに移り、パヴェル・ギリロフ氏に師事する傍ら室内楽の演奏にも力を入れ始め、ドイツ各地や、イタリア、スイス、オーストリア、スペイン等で演奏会や放送への出演、録音を行い、2001年にはリムーザン国際室内楽フェスティヴァル(フランス)に招かれる。ウィーンフィルのメンバーたちとは、しばしば室内楽を共演し、特に第1コンサートマスターのライナー・キュッヒルとは01年以来、デュオ・パートナーとして数多くの演奏を重ねてきており、02年12月のウィグモア・ホール(ロンドン)へのデビューは“THE TIMES”紙上で絶賛を博した。10年6月にはウィーン楽友協会ホールで3日間にわたるベートーヴェン、ピアノとヴァイオリンのためのソナタ全曲演奏会でライナー・キュッヒルと共演した。