Kansai Soloists & Ensembles2010年度公演

2010年9月25日(土)18:00開演  公演終了

パーカッション・トゥデイ 〈中村功と仲間たちvol.1〉
「リズム―見る・聴く・話す」

打楽器は、おもしろい。
大阪出身の名手と共に東西の名作を巡る、ガイダンスコンサート。

大阪出身の名手、中村功を軸に、内外で活躍する優れたソロ打楽器奏者を集め、ヨーロッパと日本の作品を中心に打楽器の名作を紹介し、打楽器の現代史を俯瞰します。コンサートのほか、ワークショップやプレトークなど普及活動を組み合わせ、身体で感動できる打楽器の魅力を紹介します。(詳細は7月に発表いたします)
  • 託児サービス
座席 全席指定   出演者 中村功      池上英樹
料金

一般 ¥3,500円→ 友の会価格 ¥3,150
学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・当ホールのみのお取り扱い)
【ファミリー割引チケット】 おとな券と学生(子ども)券を同時にご購入いただくと、チケット価格が1割引となります。
(枚数制限無し)
                                      

                   <各種クレジットカード利用可>



  • あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールチケットセンター
  • 出演 Isao Nakamura & Friends(中村功と仲間たち) 出演者
    畑中明香(左上)出井紗希子(右上) マーティン・フリンク(左下)前川典子(右下)
    曲目 中村功:Samba Batucada
    ジョン・ケージ:打楽器と語るカルテットのための「居間の音楽」
    リタ・トレス:SMPG for Six Percussionists
    西村朗:6人の打楽器奏者のための「ケチャ」
    ティエリー・ディ・メイ:机の音楽
    ニコラウス・A・フーバー:Clash Music
    徳山美奈子:Go To The Goal   (予定)     

    Isao Nakamura & Friends
    ドイツ・カールスルーエで中村功とともに研鑽をつんだ仲間たちが結成するアンサンブル。今回が初舞台となる。

    大阪出身の名手、中村功(ドイツ・カールスルーエ音楽大学教授)を軸に、世界で活躍する優れたソロ打楽器奏者を集め、ヨーロッパと日本の作品を軸に打楽器の名曲を紹介、打楽器の現代史を俯瞰する。打楽器ソロやアンサンブルのための、古典的な(といっても20世紀の作品であるが)レパートリーを紹介するほか、世界初演・日本初演を含めた同時代の作品も交える。また世界で活躍を広げ、また注目を浴びる関西関連の作曲家作品の紹介、演奏家の紹介をも行う。音楽ホールではこれまで、体系的にはなされていなかった打楽器のさまざまな魅力を伝え、身体で感動できる魅力を紹介する。またコンサートのほか、ワークショップやプレトークなど、普及活動を組み合わせ、多角的に打楽器の魅力を伝える。

    中村功(なかむら・いさお) ■2004年4月のインタビューはこちら
    ドイツを中心に活躍するヨーロッパで最も信頼と評価の高い打楽器奏者。1958年大阪生まれ。81年、東京芸術大学卒業。89年、フライブルク国立音楽大学卒業。86年、ダルムシュタットでクラーニッヒシュタイナー音楽賞受賞。92年度青山音楽賞特別賞受賞。2004年イシハラホール公演「三井の晩鐘」で第4回佐治敬三賞受賞。これまでに、シュトックハウゼン“Michael’s Reise um die Erde ソリスト編”(1986)、ノーノ“Risonanze Erranti”(1986), カーゲル“L’art Bruit”(1995)、細川“線Ⅵ”(1993)など多くの作品を初演している。シュトックハウゼン、ケージ、ノーノ、カーゲル、ホリガー、イヴォンヌ・ロリオ、ツァグロツェック、スローン、シュトックハンマー、大野和士、高関健、ザールラント放送響、ケルン放送響、バイエルン放送響、シュトゥットガルト国立オペラ管、ボルドー国立オペラ管、イタリア国立放送響、東京フィル、大阪フィルなどと音楽祭、演奏会、テレビ、ラジオ、CD録音などでソリストとして共演。また、「ベルリン音楽週間」から招待され、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホールでリサイタルを開催。そのほかザルツブルク音楽祭、ウィーン・モデルン、ルツェルン音楽祭、パリの秋、ムジカ・ストラスブール、ハダーズフィールド・フェスティバル、ミラノ・トリノ国際音楽祭など数多くの音楽祭で演奏を重ねている。細川俊夫、クラウス・フーバー、ペーター・エトヴェッシュ、ヨンヒ・パクパーン、ロベルト・HP・プラッツ、ゲルハルト・シュテーブラーなど多くの作曲家から曲を献呈され、世界初演している。バイエルン放送響と共演したディター・シュネーベルの「エクスタシス」が、DVDとしてWERGOから発売されているほか、昨年秋、アンサンブル・モデルンと録画したカーゲルの「エキゾティカ」が、没後記念として発売を予定されている。2010年5月には、大野和士指揮東京都交響楽団とサントリーホールで共演予定。 95年ピアニストのハン・カヤと“Duo Konflikt”、2006年 “Isao Nakamura Ensemble”を結成。後進の指導にもあたり、94年より2006年まで、ドイツのダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会常任講師、92年よりカールスルーエ国立音楽大学教授。
    ○中村功ホームページ http://www.isaonakamura.jp/


    池上英樹(いけがみ・ひでき)
    8歳からジャズドラム、ロックドラムを始め、様々なジャンルのバンドで演奏。その後、クラシックと出会い、その世界に衝撃を受けてパーカッション、マリンバを学び始める。大阪教育大学で学んだ後、1997年パリ国立高等音楽院(CNSM)、パリ国立音楽院(CNR)へ留学。1997年第46回ミュンヘン国際音楽コンクールで最高位入賞。その後、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学で学ぶ。第16回日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位入賞。 1997年からパリ日本年記念公演、ベルリン室内楽フェスティバル、ミュンヘンJazz and Moreフェスティバル、ケルン・フィルハーモニーでのコンサートなどフェスティバル、現代音楽祭に招かれ出演。ヨーロッパ各地での演奏活動の後、演奏活動を一時休止し、打楽器を一から学び直す。オペラ歌手、ピアニスト、ヴァイオリニストに教えを受け、ベルカント唱法を打楽器に応用したテクニックを基盤とし始める。現在は日本(山梨)へ居を移し、町の人々との交流を目的として始めた、自宅を開放したコンサート(西湖芸術の家コンサート)やワークショップを企画・実施。鑑賞のためのバスツアーも組まれるほどの好評を博している。また、その活動がドキュメンタリー番組や24時間テレビなどで放送される。 04年4月、リサイタル「Performance!!」で日本デビュー。同年6月、佐渡裕指揮東京都交響楽団定期演奏会では、ソリストとして石井眞木作曲「アフロ・コンチェルト」を演奏し、大成功を収める。08年5月東京フィルハーモニー交響楽団と「ラプソディー・イン・ブルー」をマリンバで演奏。また06年8月、09年8月、シエナ・ウインド・オーケストラ全国ツアーにソリストとして同行。2010年3月浜松で「アフロ・コンチェルト」を再演。2010年4月テレビ朝日「題名のない音楽会」に〈パーカッショニスト池上英樹登場〉が放送予定されている。 2004年度青山音楽賞、2005年度文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞を受賞。古今の名曲からジャズ、現代音楽に至るまで縦横無尽なレパートリーを持ち、打楽器の即興演奏、ダンスとのコラボレーション、「音楽するカラダ」と題したワークショップなど常に新しい打楽器の可能性を模索、追求している。独創的な打楽器の世界観は各界から常に高い評価を得ている。5年前、フラメンコに出会い、将来はダンサーとしても活動する予定。2006年DVD〈Toucher〉、2008年CD〈ある夜の回想〉を発表。
    ○池上英樹ホームページ http://hideki-ikegami.com

    前川典子(まえかわ・のりこ)
    5歳よりマリンバを始める。京都市立芸術大学音楽学部打楽器専修卒業。1996年から2001年までドイツ国立カールスルーエ音楽大学に留学。在学中、ドイツ・バーデン文化財団より奨学金を受ける。ドイツ国家演奏家資格試験を特別優秀賞を得て合格。同大学院、同ソリスト科卒業。在学中から作曲家の新曲発表に意欲的に参加。98年、ダルムシュタットの国際現代音楽夏期講習会でラッヘンマンのアンテリオールをモデル演奏し、同年の秋吉台夏期音楽セミナーに招待され演奏。作曲者自身から「ラッヘンマンのプロフェッショナル」と絶賛される。2002年にはフランス・ロリアンの音楽学校に招聘されて演奏旅行を行い、地元紙に大きく取り上げられる。また98年、2002年に打楽器ソロリサイタル、07年にはバッハを集めたマリンバリサイタルをそれぞれ開催。奈良交響楽団との2度の協演など、ソリストとしても意欲的に活動するほか、広島響、岡山フィルや、大阪フィルをはじめとする在阪主要オーケストラの客演演奏家を務める。現在は“地域に根ざした音楽”をモットーに、学校公演団体“やまもも音楽実践舎”や打楽器デュオ“NORI☆MAKI DUO”としても活動。また自身のSTUDIOでのコンサート企画・活動、高齢者のためのリズム教室、後進の指導など、演奏だけにとどまらず広範囲な音楽活動を展開している。小川順子、久保田善則、上埜孝、山本毅、ヨルク・バイヤー、中村功の各氏に師事。現在、奈良県立高円高等学校音楽科打楽器非常勤講師、和歌山太陽保育園音楽非常勤講師。

    畑中明香(はたなか・あすか)
    埼玉県川口市生まれ。滋賀県立石山高等学校音楽科打楽器専攻卒業。2000年、同志社女子大学学芸学部音楽学科を卒業し、2001年同大学専修課程を修了。同年、日本打楽器協会新人演奏会(日本打楽器協会主催)でグランプリを受賞。続いて2001年、朝日現代音楽コンクール(朝日現代音楽協会主催)”競楽Ⅳ”で第2位入賞。2002年 渡独し、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学を2004年最優秀賞を得て、修了。その後ドイツ連邦文化財団から奨学金を得て、フランクフルト拠点のアンサンブル・モデルンに属するインターナショナル・アンサンブルモデルン・アカデミーに06年から一年間在籍、ドイツ国立芸術総合大学フランクフルトでマスター課程を修了。ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会で、クラーニッヒシュタイナー音楽賞を受賞。07年からフランスでアーティストビザを取得し、フランス、ドイツを中心にヨーロッパやアジアの国際フェスティバル・やコンサートに主演。サントリー・サマーフェスティバル東京、ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会、ディジョン国際現代音楽祭"WHY NOTE"、カルメロ・ベルナオラ音楽祭(スペイン)、リトアニア国際打楽器フェスティバル、ドナウ・エッシンゲン現代音楽祭、フェスティバル・ムジカ・ストラスブール(フランス)、ハダーズフィールド現代音楽祭(イギリス)、レ・ウィーケンド・フェスティバル(スコットランド)などがある。これまでに中谷満、山口恭範、中村功、ベルナール・レサージュの各氏に師事。

    出井紗希子(いでい・さきこ)
    岡山県総社市生まれ。島根大学教育学部学校教育教員養成課程卒業。京都市立芸術大学大学院打楽器専攻修了。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学打楽器科修了。今までに多くの現代音楽コンサート、新人作曲家の世界初演に参加。「打楽器の魅力を身近に体感してもらいたい」との願いから、ドイツ、岡山で独自のコンサートを企画演奏している。 2006年、総社市で初リサイタルを開催。2007年にはZKM10周年記念コンサート(ドイツ)で、W・リーム作曲Etude dare Selaphinの演奏に参加。2008年、「打楽器オカリーナアンサンブルコンサート」を企画し、国内外の演奏家たちと岡山の寺院などで3回の公演を行う。また「メシアン生誕100周年記念コンサート」(ドイツ)にソリストとして出演。2009年には、バリトン歌手木村善明とデュオリサイタルを企画、寺院での2回の公演と「おかやま国際音楽祭2009」プレイベント公演を行い、多数の世界初演曲を披露し、好評を博す。ヤヌスアンサンブルカールスルーエ打楽器奏者。Kreisverwaltung Bernkastel-Wittlich音楽学校打楽器非常勤講師。ドイツ在住。

    マーティン・フリンク(Martin Frink)
    1982年、ドイツのコブレンツ生まれ。ラインラント・プファルツ州立音楽ギムナジウム(ドイツの州立音楽高校)を経て、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学と同大学院を最優秀で卒業。2004年、大学3年生の時にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の打楽器奏者に就任、現在に至る。バーデン州立歌劇場、バンベルク交響楽団、WDR交響楽団(旧ケルン放送交響楽団)など、ドイツ各地の有名オーケストラで客演打楽器奏者を務めるほか、室内楽の分野でも数々のフェスティバルに出演。ミヒャエル・ガルトナー、ピアノデュオ「モナ&リカ・バード」とのアンサンブル活動に加え、トランペットのラインホルト・フリードリッヒ、フルートのカリン・レヴァインといった名手との共演を重ねている。06年より打楽器デュオ“クラウスフリンク”を結成。幅広い活動の中で、様々な芸術分野と音楽の融合を目指し、積極的に活動を広げている。