レクチャーコンサート2008年度公演

2009年1月24日(土)18:00開演  公演終了

モラヴィアから世界へ
―土俗のひびき、越境のしらべ

20世紀音楽シリーズ6  2008年度のテーマは、「ドナウ水域」。


 
チェコ南東部、モラヴィア。ドナウの支流沿いに広がるこの地に生まれ、その地を離れなかったヤナーチェク。ウィーンで活躍し、アメリカへ亡命、ハリウッド映画でも活躍したコルンゴルト。この地が生んだ、2人の作曲家を対照させる。
  • 託児サービス
座席 自由席   出演者 三谷研爾
料金

一般 3,000円

学生 1,000円(限定数・当ホール窓口のみのお取り扱い)

<各種クレジットカード利用可>



出演 お話/三谷研爾(大阪大学教授=ドイツ・オーストリア文学、中欧文化論)
演奏/古典四重奏団
出演者
古典四重奏団(c)藤本史昭
曲目 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
コルンゴルト:弦楽四重奏曲第2番変ホ長調作品26より
        第3楽章ラルゲット
        第2楽章「間奏曲」アレグレット・コン・モート
コルンゴルト:弦楽四重奏曲第3番ニ長調作品34より
        第3楽章ソステヌート「民謡風に」
三谷研爾(お話)
1961年、京都生まれ。大阪大学文学研究科博士後期課程中途退学。大阪府立大学総合科学部勤務をへて、現在、大阪大学文学研究科教授。文学博士。この間、1994年から95年までウィーン大学に留学、2003年冬学期にプラハ・カレル大学日本学科客員教員、2005年から2006年までベルリン・フンボルト大学ヨーロッパ人類学研究所客員研究員。カフカをはじめとする20世紀前半の〈プラハのドイツ語文学〉を中心に、中欧都市のモダニズム芸術・文化について研究をすすめている。おもな著書に、『中欧−−その変奏』(鳥影社 1998年、共編著)『視覚と近代−−観察空間の形成と変容』(名古屋大学出版会 1999年、共著)、『ドイツ文化史への招待−−芸術と社会のあいだ』(大阪大学出版会 2007年、編著)。訳書にアンダーソン『カフカの衣装』(高科書店 1997年、共訳)、『フロイト全集第18巻』(岩波書店 2007年、共訳)。2002年より関西チェコ/スロバキア協会副会長。

古典四重奏団/QUARTETTO CLASSICO 
1986年東京芸術大学と同大学院卒業生により結成。レパートリーはJ.S.バッハの「フーガの技法」に始まり、バルトーク、ペルトなど現代に至るまで70数曲にのぼり、そのすべてを暗譜で演奏する。SQWシリーズ(トリトン・アーツ・ネットワークと第一生命ホールとの共催)で、02年のベートーヴェン全曲を皮切りに古今の四重奏49曲を演奏、04年のモーツァルトでは文化庁芸術祭大賞を、07年のショスタコーヴィチでは文化庁芸術祭賞を受賞する。96年、ミニマルミュージックの作曲家として知られるニューヨークの鬼才、スティーヴ・ライヒと日本人として初めて「ディファレント・トレインズ」を共演(水戸芸術館主催)、99年ダンスカンパニー「ノマド~s」との共演でギリシャ公演(国際交流基金助成)、05年ドイツ・デビュー公演(招聘元/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ)。『音楽が見える! in 新百合ヶ丘』(レクチャー付きコンサート・主催/弦楽四重奏を楽しむ会)、『ハイドンの部屋』(ハイドン全曲演奏会・主催/松明堂音楽ホール)の各シリーズを継続中。日本室内楽振興財団、公益信託ルイ・グレーラー記念室内楽基金、芸術文化振興基金、花王芸術・科学財団、ローム ミュージック ファンデーションより助成を受ける。これまでに、バルトーク第5番、ベートーヴェン後期全4枚、バッハ『フーガの技法』、シューベルト『死と乙女』、モーツァルト『ハイドンセット』全3枚をCDリリース。97年度「村松賞」受賞。古典四重奏団HP http://www.gregorio.jp/qc/
なお、本公演でのコルンゴルトの作品においては、暗譜演奏はいたしません。

古典四重奏団・チェロ担当田崎瑞博さんインタビューはこちら