2011年度公演

2011年7月6日(水)19:00開演  公演終了

布谷史人 マリンバ・リサイタル

 
マリンバはアフリカで生まれ、アメリカで改良された木琴。近代的な楽器としての歴史は浅いですが、大きな可能性を秘めています。欧米で学んだ若い名手が、楽器の持つ深い響きを生かし、バッハやピアソラを奏でます。
座席 未定 出演者 布谷史人
料金 未定

出演 布谷史人(マリンバ)
アンドレイ・ドイニコフ(ピアノ、マリンバ)

誉田広耶(マリンバ)
出演者
アンドレイ・ドイニコフ
曲目 リー・ハワード・スティーブンス:リズミック・カプリス   
J.S.バッハ:無伴奏バイオリンパルティータ2番より「シャコンヌ」
アストル・ピアソラ:組曲「タンガータ 風神と水の精」
           フガータ、ソレダット(孤独)、タンガータ 
アストル・ピアソラ:リベルタンゴ  ほか 

マリンバ奏者布谷史人は秋田県大館市という、過疎化が進み文化の盛んとは言えない土地に生まれ、そこでマリンバというあまり名の知れ渡っていない楽器に出会う。まだまだ技術もレパートリーもこれからという不確定な楽器で「音楽」を奏でるため、その楽器で「音楽」を奏でることの喜びを知るため、同氏はアメリカに、そしてヨーロッパに渡った。
そこで今回の共演者であるアンドレ・ドイニコフのピアノを聴き、そして共にピアソラの音楽を奏でた。彼の音楽に忘れかけていた魂がまた生き返ったのか、新しい音楽を感じた。
本リサイタルではマリンバのレパートリーはもちろんのこと、音楽の父であるJ.S.バッハの作品から情熱のタンゴ音楽に革命をもたらしたアストル・ピアソラの作品と、マリンバの可能性を広げるべく、これまで師と仰いできた様々な音楽家の元で研究し、そして自身で発展させ創り上げてきた音楽をいよいよ日本の拠点ホールで奏でる。
                                                                                              (布谷 史人)

布谷 史人(
マリンバ)
 2009年にイタリアで行われた第3回リベルタンゴ国際音楽コンクール優勝(日本人、マリンバ奏者としては初)。2005年アイマ・ホグ若手音楽家のためのコンクールで優勝、第3回世界マリンバコンクール(ドイツ)で3位、国際打楽器芸術協会(PAS)国際マリンバコンクール(アメリカ)で2位のほか、様々な国内・国際コンクールで上位入賞を果たしてきた。これまでに、アメリカ、日本、ヨーロッパで行われた数々のマリンバ・打楽器フェスティバルや音楽祭などに招待され、演奏やマスタークラスを行ってきた。デビューCD「赤とんぼ」がPASの雑誌で取り上げられ、「不朽のCDである」と絶賛された。秋田県大館市に生まれ、山形大学教育学部総合教育課程音楽文化コースを卒業。その後渡米し、ボストン音楽院修士課程、そして同校創立以来の初めてのアーティスト・ディプロマ科のマリンバ専攻生として研鑽を積み卒業。2009年10月から2010年2月まで、ドイツのデトモルト音楽院の客員教授としてマリンバの指導にあたった。現在はこおろぎ社専属アーティストとして活動しており、2009年5月には布谷氏の監修したシグネチャー・マリンバ・マレットが同社より発売された。2010年10月よりデトモルト音楽院のマリンバ講師として後進の指導にあたる。
ウェブサイトwww.FumitoNunoya.com

アンドレイ・ドイニコフ(ピアノ、マリンバ)
 1981年生まれ。グネーシン音楽アカデミーではピアノ専攻生として2004年に卒業、2006年には最優秀の成績で打楽器専攻生としてモスクワ音楽院を卒業した。15歳でドイツ・ハノーファーでの国際音楽コンクール「クラシカ・ノーヴァ」、16歳でロシア・ボルゴグラードでの青少年音楽コンクール「シンフォニア」で優勝。翌年には、チェコ共和国のブルノで行われた第4回打楽器奏者国際コンクールで優勝し、このコンクールではロシア人で初の優勝者となった上、最も興味深い音楽の解釈をした奏者に贈られる特別賞も受賞した。 これまでにマリンバ・ピアノのソリストとして、ヨーロッパ、アメリカ、日本で演奏をし、ロシアでもソロコンサートを定期的に行っている。また、ロシアで結成された「ピアソラ五重奏団」のヴィブラフォン奏者としても活動しており、ロシアをはじめ、様々な地域で演奏活動を繰り広げている。
 彼はピアニスト・マリンバ奏者として活動するだけでなく、作曲家や指揮者としても活動しており、これまでに数々のテレビ・映画の為に音楽を書いてきた。 現在はデトモルト音楽院のマリンバ専攻生として、ドイツ国家演奏家資格課程に在学中。


誉田 広耶(マリンバ)
 山形大学教育学部生涯教育課程音楽文化コース卒業後、フリーランスのマリンバ/打楽器奏者を経て渡米。ボストン音楽院 (The Boston Conservatory) Graduate Performance Diploma科のマリンバ専攻生として世界的マリンバ奏者であるナンシー・ゼルツマン女史(Nancy Zeltsman)に師事した。また、ピアニストであるDr.カール・ポーニャック(Karl Paulnack)、こちらも世界的マリンバ奏者である布谷史人の各氏にも師事し2010年5月に同校を卒業し帰国。現在は仙台を中心に活動している。
 山形大学在学中、国際的に活躍するマリンバ奏者小森邦彦氏プロデュースにより、マリンバトリオ「Phantomax」を結成し、年に1度の自主コンサートのほか東北各地で公演。また、数少ないトリオ作品の委嘱活動にも力をいれるなど積極的な活動を行ってきた。2003年、尺八奏者である小浜明人氏、箏奏者である菊池奈緒子氏と「稜線」を結成。このグループで、東京で行われたIEMA(International Ensemble Modern Academy)に参加し、東京文化会館で行われた同アカデミーの選抜コンサートに出演した。2004年、2006年にボストンで開催されたZMF(Zeltsman Marimba Festival)に参加し、そこで出会った台湾人マリンバ・打楽器奏者の林威震(リン・ウェイチェン)と2006年(仙台、秋田)と2009年(仙台、台湾・台北)にデュオリサイタルを開催。また、2009年、南フロリダ大学で行われたMagic Marimba Festivalにショーケース・アーティストとして参加し、ソロ、アンサンブル、そして布谷史人氏とデュオ演奏を行った。ボストン音楽院在学中は、オーケストラや室内楽のマリンバ・打楽器奏者として数々の新作の初演に携わる。帰国後は、小・中・高等学校の吹奏楽部の指導や、レストランやパーティ、音楽鑑賞教室等で演奏活動を行っている。また、マレットのまき直しもしており、布谷史人氏をはじめ様々なマリンバ奏者から好評をえている。
 これまでに打楽器を緑川葉子、今村三明の各氏、マリンバを遠藤正樹、菅原淳、布谷史人、ナンシー・ゼルツマン、Dr.カール・ポーニャック(ピアニスト)の各氏に師事した。
オフィシャルサイト http://hiroyahondamarimba.weebly.com

※諸般の事情により、この公演は中止となりました。